特許
J-GLOBAL ID:200903088703959717

微細フェライト組織を有する熱延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 星野 哲郎 ,  山下 昭彦 ,  岸本 達人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-036185
公開番号(公開出願番号):特開2005-226123
出願日: 2004年02月13日
公開日(公表日): 2005年08月25日
要約:
【課題】 従来以上の結晶粒微細化、具体的には平均2μm未満のフェライト結晶粒径を実現するための製造方法を提供する。【解決手段】 微細フェライト組織を有する熱延鋼板の製造方法であって、質量%でC:0.04〜0.20%、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.5〜3.0%を含有し残部はFe及び不可避的不純物よりなる素材鋼板をAe3変態点以上の温度域にて総圧下率80%以上で圧延する第1圧延を含むA工程と、前記第A工程に引き続きAe3変態点以上の温度域にて圧下率30〜55%の1パス圧延を行う第2圧延を含むB工程と、前記第B工程における第2圧延の後0.3sec以内に圧下率35〜60%の1パス圧延を行う第3圧延を含むC工程と、前記第C工程における第3圧延の後0.2sec以内に600°C/sec以上の冷却速度で(Ae3変態点-130°C)以下の温度まで冷却するD工程と、を備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
微細フェライト組織を有する熱延鋼板の製造方法であって、 質量%で、C:0.04〜0.20%、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.5〜3.0%を含有し、残部はFe及び不可避的不純物よりなる素材鋼板を、Ae3変態点以上の温度域にて、総圧下率80%以上で圧延する第1圧延を含むA工程と、 前記第A工程に引き続き、Ae3変態点以上の温度域にて、圧下率30〜55%の1パス圧延を行う第2圧延を含むB工程と、 前記第B工程における第2圧延の後、0.3sec以内に、圧下率35〜60%の1パス圧延を行う第3圧延を含むC工程と、 前記第C工程における第3圧延の後、0.2sec以内に600°C/sec以上の冷却速度で、(Ae3変態点-130°C)以下の温度まで冷却するD工程と、 を備えたことを特徴とする熱延鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C21D9/46 ,  C22C38/00 ,  C22C38/04
FI (3件):
C21D9/46 S ,  C22C38/00 301W ,  C22C38/04
Fターム (12件):
4K037EA05 ,  4K037EA06 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA27 ,  4K037EA28 ,  4K037FB06 ,  4K037FB07 ,  4K037FC03 ,  4K037FC04 ,  4K037FD01 ,  4K037HA02
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭58-123823号公報
  • 特開昭59-229413号公報
  • 特開昭59-205447
全件表示

前のページに戻る