特許
J-GLOBAL ID:200903088704336942

建設機械の油圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 嶋 宣之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-227876
公開番号(公開出願番号):特開平7-063202
出願日: 1993年08月23日
公開日(公表日): 1995年03月07日
要約:
【要約】【目的】 パワーショベルの油圧回路でブームを上げる(a1 )動作中に旋回(a2 )動作を開始すると、開始に必要な油圧を運ぶオイルは旋回モータへ流れるのに一定の時間がかかる。この間の流量はリリーフロスとなり、他の動作中のアクチュエータの流量が減少するショックとなってしまうので、防止する。【構成】 コントローラ14は圧力センサ22からの信号で各アクチュエータa1 、a2 の要求流量を得て合計し、圧力センサ18からの信号等によりポンプ吐出流量能力を演算し、要求流量の合計がポンプ吐出流量能力を越えたときは、越えた分だけ各制御弁11の流量を減少させる流量指令値を出力する。出力の結果、圧力センサ18、19及び絞り開度を検出するセンサ17からの信号により実際に制御弁11を通過する流量が少ないことが判明したときは、少ない分を余剰流量として他の制御弁へ再配分すべく前記各流量指令値を修正する。
請求項(抜粋):
複数のアクチュエータと、アクチュエータへの要求流量を開度によって定める各スプール弁と、スプール弁を切換えるとともに開度を調整する操作手段と、スプール弁への回路に設けられた絞りの開度を制御する制御弁と、制御弁への回路に設けられ油圧を発生するポンプと、前記スプール弁への要求流量を検出する要求流量検出手段と、制御弁の上流側の圧力を検出する第1圧力センサと、制御弁の下流側の圧力を検出する第2圧力センサと、制御弁の開度を検出する開度センサと、前記各センサからの検出信号を入力されて各制御弁の絞り開度を決める流量指令値を出力するコントローラと、を備え、このコントローラは、各アクチュエータの要求流量の合計がポンプ吐出流量能力を超えたときは、越えた割合だけ各制御弁の流量を減少させる流量指令値を出力し、その結果が実際には制御弁を通過する流量が少ないときは、少ない分を余剰流量として他の制御弁に再分配すべく各流量指令値を修正することを特徴とする建設機械の油圧回路。
IPC (3件):
F15B 11/00 ,  E02F 9/22 ,  F15B 11/16
FI (3件):
F15B 11/00 M ,  F15B 11/00 U ,  F15B 11/16 Z
引用特許:
出願人引用 (4件)
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