特許
J-GLOBAL ID:200903088705006610

高速移動体用レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-201360
公開番号(公開出願番号):特開平7-055928
出願日: 1993年08月13日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】 レーダ装置を高速移動体に搭載する際、アンテナを高速回転させる必要をなくす。【構成】 アンテナとして回転式アンテナ10及び固定式アンテナ12を搭載する。回転式アンテナ10は移動体の周囲を監視し、固定式アンテナ12は移動体前方を監視する。運行にとって重要な移動体の前方については固定式アンテナ12によりレーダ映像が得られるため、回転式アンテナ10を高速回転させる必要がない。回転式アンテナ10により送信される信号はXバンド、固定式アンテナ12により送信される信号はSバンドであるため、波長が短いXバンドに係る回転式アンテナ10は小型化できる。回転式アンテナ10及び固定式アンテナ12双方からレーダ映像が得られる移動体前方については、XバンドとSバンド双方の利点を享受できる。
請求項(抜粋):
高速船舶等、高速で移動する移動体に搭載され水平面内で回転するXバンドの信号を送受信可能な回転式アンテナと、当該移動体に固定され移動体前方にSバンドの信号を送受信可能な固定式アンテナと、回転式アンテナから移動体周囲にXバンドの信号を送信する一方で、固定式アンテナから移動体前方にSバンドの信号を送信する送信手段と、移動体周囲に存在する物標からの反射信号を回転式アンテナにより受信する一方で、移動体前方に存在する物標からの反射信号を固定式アンテナにより受信する受信手段と、固定式アンテナにより受信された反射信号及び回転式アンテナにより受信された反射信号に基づき、所定の信号処理を実行する信号処理手段と、当該信号処理の結果得られる信号に基づきレーダ映像を表示する表示手段と、を備えることを特徴とする高速移動体用レーダ装置。
IPC (3件):
G01S 13/87 ,  G01S 7/02 ,  G01S 7/42

前のページに戻る