特許
J-GLOBAL ID:200903088705948224

工作機械の自動工具交換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-184353
公開番号(公開出願番号):特開平6-000740
出願日: 1992年06月18日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 自動工具交換装置において、構造が簡単で、製造コストが安価であると共に、その動作が確実である。【構成】 主軸台が工具マガジンに対して、主軸に保持された工具の軸線と直角な方向に接近すると、その接近運動が運動変換機構により主軸に保持された工具の主軸へのクランプを解除する。このとき、工具マガジンの把持爪がクランプの解除開始以前に工具と係合して把持している。そして、工具マガジンにより直ちに別の工具に交換され、主軸台が離間すると、運動変換機構により把持爪が工具から離間する前に別の工具を主軸へクランプする。
請求項(抜粋):
工具をクランプにより固定して保持する工具保持装置と、一対の把持爪により前記工具を把持する工具把持具を有して前記工具保持装置との間で工具の受渡しを行う工具受渡し装置と、その工具受渡し装置と前記工具保持装置とをその工具保持装置に保持された工具の軸線と直角な方向に相対的に接近,離間させる移動装置とを備え、前記工具把持具に把持された工具の軸線である把持軸線の方向が、少なくとも前記受渡し位置において工具保持装置に保持された工具の軸線と平行で、かつ受渡し位置における工具把持具の位置と工具保持装置に保持された工具の被把持部の位置とが把持軸線と平行な方向に関して一致する工作機械において、前記受渡し位置にある工具把持具と前記工具保持装置との接近限度位置に向かう接近運動を前記クランプの解除運動に変換し、離間運動をクランプ運動に変換する運動変換機構を設け、かつ、前記工具把持具の把持爪の形状を、工具受渡し装置と工具保持装置との接近に伴うクランプ解除以前に工具保持装置に保持された工具の前記被把持部に係合するとともに、工具と工具把持具との接近限度位置への相対移動を許容する形状としたことを特徴とする工作機械の自動工具交換装置。

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