特許
J-GLOBAL ID:200903088716878090
車両用能動振動騒音制御装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-071434
公開番号(公開出願番号):特開平7-261774
出願日: 1994年03月16日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 車両の走行状態に応じた伝達特性の変化に低性能かつ小型の同定システムで追従可能とし、これによりコストを低減化する。【構成】 判別器14は、サスペンション加速度平均値検出器11、車速センサ13等の出力に応じて車両の走行状態を判別する。判別器14の出力は、適応フィルタ3により適応制御された後のフィルタ係数を走行状態に応じて記憶するフィルタ係数マップメモリ15に供給され、フィルタ係数マップメモリ15と適応フィルタ3とは相互に読み書き可能に接続されている。適応フィルタ3は、サスペンション加速度センサ1からの出力に基づいて車室内の騒音を相殺するための相殺信号を生成し、スピーカ7を介して車室内に相殺音が発せられる。相殺音と車室内騒音との干渉による相殺誤差が誤差信号としてマイクロフォン8を介して、LMS処理部10にフィードバックされ、センサ1からの参照信号と前記誤差信号に応じて適応フィルタ3のフィルタ係数更新処理が行われる。
請求項(抜粋):
車室内に発生する振動騒音に関連する信号を参照信号として検出する参照信号検出手段と、該参照信号に基づいて前記振動騒音を相殺する相殺信号を適応フィルタを用いて生成する相殺信号生成手段と、該生成された相殺信号を相殺音に変換する変換手段と、該変換された相殺音と前記車室内の振動騒音との相殺誤差を検出し誤差信号を発生する誤差検出手段と、該誤差信号と前記参照信号とに基づいて前記適応フィルタのフィルタ係数値を変更するフィルタ係数変更手段とを備えた車両用能動振動騒音制御装置において、車両の複数の所定走行状態に夫々対応する前記適応フィルタのフィルタ係数値を記憶する記憶手段と、車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、該走行状態検出手段により検出された車両の各所定走行状態に対応する前記適応フィルタのフィルタ係数値を前記記憶手段から読み出し前記相殺信号生成手段に供給して前記相殺信号を生成させると共に、該生成された相殺信号に応じて前記フィルタ係数変更手段により変更された前記適応フィルタのフィルタ係数値を前記記憶手段に記憶する制御手段とを有することを特徴とする車両用能動振動騒音制御装置。
IPC (7件):
G10K 11/178
, B60R 11/02
, F01N 1/00
, F16F 15/02
, G10K 11/16
, H03H 17/06
, H03H 21/00
FI (2件):
G10K 11/16 H
, G10K 11/16 J
引用特許:
前のページに戻る