特許
J-GLOBAL ID:200903088717354923

インクジェットプリンタの記録ヘッドの駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-102140
公開番号(公開出願番号):特開平8-295014
出願日: 1995年04月26日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【目的】 複数のインク室を有し、圧電素子の伸縮によりのより弾性膜を介してインク室からインクを吐出させる記録ヘッドの高速印字の品質を向上する。【構成】 M2に示すように、全ての隔離壁2に対向する圧電素子20、選択しないインク室6nに対向する圧電素子21nに電圧を印加し伸張させ、選択したインク室6sの容積を拡大してインクを供給した後、M1に示すように、インク室6sに対向する圧電素子21sに電圧を印加し伸張させると同時に圧電素子20、圧電素子21の電圧を戻して初期状態に戻す事により、インク室を押圧しインクを吐出させる駆動方法である。【効果】 インク室6nの容積を変動することなく、インク室6sの容積をのみを拡大後、縮小できるので高速印字においてもクロストークのない均質の印字ができる。また、圧電素子20と21sの分が足されて大きいストロークが得られる。
請求項(抜粋):
長手方向に平行な複数の溝を挟んで配列した圧電素子を備えた駆動部、各々隔離壁によって隔離した長手方向に平行な複数のインク溝を備えた上蓋、インク溝に連通するインク供給手段と、前記複数のインク溝を塞ぎ、複数のインク室を構成するように前記上蓋に接着した弾性膜と、前記複数のインク室にのそれぞれに対応して連通するノズルを有し、前記圧電素子が隔壁及びインク溝に交互に対向する位置において、弾性膜を介して上蓋の下に圧電素子を取り付けて構成し、圧電素子の伸縮ににより弾性膜を変形させてインク室のインクをノズルから吐出するインクジェットプリンタの記録ヘッドにおいて、全ての隔離壁に対向する圧電素子、インクを吐出させたくないインク室に対向する圧電素子に電圧を印加し伸張させ、インクを吐出させたいインク室の容積を拡大させてインクをインク室に供給した後、全ての圧電素子にかけていた電圧を戻して初期状態に戻し、インクを吐出させたいインク室の容積を縮小する事によりインクを吐出させることを特徴とするインクジェットプリンタの記録ヘッドの駆動方法。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055

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