特許
J-GLOBAL ID:200903088717366980

ウイルス産生プロセス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-547250
公開番号(公開出願番号):特表2002-513583
出願日: 1999年05月04日
公開日(公表日): 2002年05月14日
要約:
【要約】本発明は、従来技術に対する種々の重要な進歩を取り込んだ、高力価で組換えウイルスベクターを産生する方法に関する。本発明の方法は、ウイルス(特に外因性トランスジーンをコードするウイルス)の産生の増強を提供する複数の特性を組み込む。具体的に例示された方法は、外因性トランスジーンを含む組換え複製欠損アデノウイルスの高力価の無血清培地産生についての方法を記載する。本発明は、マイクロキャリアを調製する方法、高い細胞密度でバイオリアクターに接種するための方法、ウイルスに対するプロデューサー細胞の感染性を増大させること、プロデューサー細胞の細胞周期を同調させることを通じて産生収率を増大させる方法、および外因性トランスジーンの有害な効果を最小化する方法を提供する。本発明はさらに、本発明のプロセスにより調製されたプロデューサー細胞を提供する。本発明はさらに、このプロセスにより産生されたウイルスを提供する。
請求項(抜粋):
プロデューサー細胞中でのウイルスの産生のために、マイクロキャリアベースのバイオリアクタープロセスにおいて、5×106プロデューサー細胞/mlよりも高い細胞密度を達成する方法であって、該方法が、以下の工程: a)マイクロキャリアに付着したプロデューサー細胞の培養物を調製する工程であって、プロデューサー細胞対マイクロキャリアの比がおよそ10細胞/マイクロキャリアである、工程 b)該バイオリアクターに、1リットルのバイオリアクター培地容量当たりおよそ6グラムのプロデューサー細胞コート化マイクロキャリア(該マイクロキャリアの乾燥重量に基づく)を超える密度までの量の、工程(a)において調製されたプロデューサー細胞コート化マイクロキャリアを接種する工程;および c)血清含有培地において灌流条件下で、該バイオリアクターにおいて該プロデューサー細胞を、100細胞/マイクロキャリアを超える密度まで培養する工程、を包含する、方法。
IPC (2件):
C12N 15/09 ,  C12N 7/00
FI (2件):
C12N 7/00 ,  C12N 15/00 A
Fターム (30件):
4B024AA01 ,  4B024AA20 ,  4B024BA80 ,  4B024DA03 ,  4B024EA02 ,  4B024FA02 ,  4B024GA11 ,  4B024GA18 ,  4B024HA17 ,  4B065AA90Y ,  4B065AA93X ,  4B065AA95X ,  4B065AB01 ,  4B065AC14 ,  4B065BA02 ,  4B065BB01 ,  4B065BC03 ,  4B065BC05 ,  4B065BC06 ,  4B065BC07 ,  4B065BC09 ,  4B065BC11 ,  4B065BC13 ,  4B065BC14 ,  4B065BC41 ,  4B065BC50 ,  4B065BD01 ,  4B065CA24 ,  4B065CA44 ,  4B065CA60
引用文献:
審査官引用 (10件)
  • Cytotechnology, 1990, vol.3, p.39-42
  • Microcarrier Cell Culture -Principles & methods", 1981, p.44-54
  • J. Gen. Virol., 1977, vol.36, p.59-72
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