特許
J-GLOBAL ID:200903088718279216

系統連系用インバータの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-320709
公開番号(公開出願番号):特開平7-177748
出願日: 1993年12月21日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】インバータが交流系統と連系して交流系統と電力の授受を行なっている際に交流系統との連系が途絶えた場合にも、インバータ単独で負荷に安定した電力を供給し続けることのできる制御装置を得ることにある。【構成】有効無効電流基準発生器101 、位相検出器103 、有効無効電流検出器104 、電流制御回路105 、ゲート制御回路106 、周波数検出器107 、有効無効電圧検出器108 、電圧振幅検出回路109 、加算回路110 、周波数基準発生器122 、周波数補正演算回路131 、電圧振幅補正演算回路132 、電圧振幅基準発生回路133、電圧制御回路145 、スイッチ回路146 を具備し、101 からの有効電流基準信号と、電圧振幅補正演算回路132 からの電圧振幅補正信号とを加算し有効電流補正基準信号として105 に出力すると共に、101 からの無効電流基準信号と周波数補正信号とを加算し無効電流補正基準信号として105 に出力する加算回路110 で構成したもの。
請求項(抜粋):
交流系統から系統連系遮断器を介して負荷に交流電圧を供給し、また前記交流系統に連系され、直流電源からの直流電力を交流電力に変換して前記負荷および前記交流系統に有効電力あるいは無効電力を授受する系統連系用インバータにおいて、有効電流基準信号及び無効電流基準信号を発生する有効無効電流基準発生手段と、有効電圧基準信号及び無効電圧基準信号を発生する有効無効電圧基準発生手段と、前記インバータの出力電流の有効電流成分および無効電流成分を各々有効電流信号および無効電流信号として出力する有効無効電流検出手段と、前記インバータの出力電圧の有効電圧成分および無効電圧成分を各々有効電圧信号および無効電圧信号として出力する有効無効電圧検出手段と、前記交流電圧の位相を検出し位相信号として出力する位相検出手段と、前記有効電流信号を前記有効電流基準信号に等しくするよう制御すると共に前記無効電流信号を前記無効電流基準信号に等しくするよう制御して前記インバータの出力電圧基準信号を出力する電流制御手段と、前記有効電圧信号を前記有効電圧基準信号に等しくするよう制御すると共に前記無効電圧信号を前記無効電圧基準信号に等しくするよう制御して前記インバータの出力電圧基準信号を出力する電圧制御手段と、前記電流制御手段と前記電圧制御手段からの出力のいずれかに切替え可能であって、前記系統連系遮断器が開放されたとき、前記電流制御手段から前記電圧制御手段に切替える切替え手段と、前記電流制御手段または前記電圧制御手段からの前記インバータの出力電圧基準信号と前記位相信号により前記インバータを構成している素子の通電期間を決定するゲート制御手段と、前記交流電圧の周波数を検出し周波数信号として出力する周波数検出手段と、前記交流電圧の振幅を検出し電圧振幅信号として出力する電圧振幅検出手段と、周波数基準信号を出力する周波数基準発生手段と、電圧振幅基準信号を出力する電圧振幅基準発生手段と、前記周波数基準信号と前記周波数信号との偏差分から周波数補正信号を出力する周波数補正演算手段と、前記電圧振幅基準信号と前記電圧振幅信号との偏差分から電圧振幅補正信号を出力する電圧振幅補正演算手段と、前記有効電流基準信号と前記電圧振幅補正信号とを加算し有効電流補正基準信号として前記電流制御手段に出力すると共に、前記無効電流基準信号と前記周波数補正信号とを加算し無効電流補正基準信号として前記電流制御手段に出力する加算手段と、を具備したことを特徴とする系統連系用インバータの制御装置。
IPC (3件):
H02M 7/48 ,  H02J 3/38 ,  H02J 9/06 504

前のページに戻る