特許
J-GLOBAL ID:200903088733522682

油水分離方法並びにその装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-211627
公開番号(公開出願番号):特開2003-024705
出願日: 2001年07月12日
公開日(公表日): 2003年01月28日
要約:
【要約】【課題】 通常の運転操作において、繊維シートろ材層の洗浄操作を組込んで、海水等に含まれる油分を分離する油水分離方法と分離装置を提供する。【解決手段】 本体分離槽(1)の重力分離部(3)に油分を含んだ原水を供給して網様骨格体の接触ろ材(6)のろ材表面に接着させ、連続して圧入される油分によって粗大化させ、分離した油分を上部の油室(5)へと浮上させて蓄積する。次に、精分離部(4)の繊維シートろ材(15)を充填した多孔層(17)に微小油滴を通過させてろ材表面に吸着させ、後方から流下する油分と合体させて粗大化し、傾斜板(18)の多数の通孔(19)を通って下部に押出して、水分と分離させる。粗大化した油分は油滴排出管(21)を浮上して、リザーバータンクへと導かれる。そして、圧入した清水で精分離部(4)の繊維シートろ材(15)を洗浄しながらその洗浄水の圧入圧で蓄積した油分を排出するもので、長時間に渡って高い分離効率が維持できるものである。
請求項(抜粋):
【請求項1】 密閉状の本体分離槽(1)に仕切壁(2)を立設し、網様骨格体の接触ろ材(6)を充填した重力分離部(3)と、カットした繊維シートろ材(15)を充填して多孔層(17)を構成した精分離部(4)に分割して、先ず、重力分離部(3)に油分を含んだ原水を供給して接触ろ材(6)に油滴を接着させ、連続して供給される原水により接触ろ材(6)に接着させた油滴を粗大化させて粗大油滴を分離した後、精分離部(4)の多孔層(17)に微小油滴を通過させて、多孔層(17)の繊維シートろ材(15)に吸着させ、後方からくる油滴と合体させて粗大化し、油滴の精分離を行なうことを特徴とする油水分離方法。
IPC (8件):
B01D 17/00 503 ,  B01D 17/022 501 ,  B01D 17/025 502 ,  B01D 17/025 503 ,  B01D 17/025 504 ,  B01D 17/032 ,  B01D 17/12 ,  C02F 1/28 ZAB
FI (8件):
B01D 17/00 503 A ,  B01D 17/022 501 ,  B01D 17/025 502 D ,  B01D 17/025 503 ,  B01D 17/025 504 ,  B01D 17/032 ,  B01D 17/12 B ,  C02F 1/28 ZAB H
Fターム (9件):
4D024AA04 ,  4D024AA05 ,  4D024AB06 ,  4D024BB02 ,  4D024BB03 ,  4D024DA03 ,  4D024DA04 ,  4D024DB08 ,  4D024DB12

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