特許
J-GLOBAL ID:200903088736089416

衛生マスクの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-115174
公開番号(公開出願番号):特開2004-313635
出願日: 2003年04月21日
公開日(公表日): 2004年11月11日
要約:
【課題】使い捨て衛生マスクを合理的に製造する方法を提供する。【解決手段】まず、熱可塑性繊維を構成繊維とする長尺状の伸縮性不織布1を準備する。この伸縮性不織布1の中央一定巾2に亙って加熱処理を施す。この処理によって、熱可塑性繊維は軟化又は溶融せしめられ、各繊維相互間は融着する。中央一定巾2の区域は融着されて融着部4となるから、当初の伸縮性が抑制される。また、融着部4以外の区域には、加熱処理が施されないため、当初の伸縮性を保持した伸縮部5となる。その後、中央一定巾2の中央線6を基準にして折り返す。これによって、融着部4に折り返し端縁7が形成される。次いで、折り返し端縁7の上辺及び下辺を熱溶断する。熱溶断によって、上辺及び下辺の一部が切除されると共に、切除端となる熱溶断部では、重合された熱融着部4同士が熱接着する。最後に、伸縮部5に耳掛け孔を穿つことによって、使い捨て衛生マスクが得られる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
熱可塑性繊維を構成繊維とする長尺状の伸縮性不織布を準備する工程と、 該伸縮性不織布の中央一定巾に亙って加熱処理を施し、該熱可塑性繊維を軟化又は溶融させて、該熱可塑性繊維相互間を融着して、該中央一定巾の区域を融着部として伸縮性を抑制すると共に、該中央一定巾の区域以外の区域を伸縮部として伸縮性を保持する工程と、 該中央一定巾の中央線を基準にして巾方向に折り返して、該融着部に折り返し端縁を形成すると共に、該融着部同士及び該伸縮部同士を重合する工程と、 該折り返し端縁の上辺及び下辺を熱溶断することにより、重合された該熱融着部同士を該熱溶断部で熱接着する工程と、 重合した伸縮部に耳掛け孔を穿つ工程と、 を具備することを特徴とする衛生マスクの製造方法。
IPC (2件):
A62B18/02 ,  D06C7/02
FI (2件):
A62B18/02 C ,  D06C7/02
Fターム (12件):
2E185AA07 ,  2E185BA16 ,  2E185CC32 ,  2E185CC73 ,  3B154AA07 ,  3B154AA09 ,  3B154AA17 ,  3B154AB22 ,  3B154BA32 ,  3B154BB12 ,  3B154DA06 ,  3B154DA10
引用特許:
審査官引用 (2件)

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