特許

J-GLOBAL ID：200903088736347342

超伝導テラヘルツ電磁波発生システム及びそのモジュール

発明者： 山下 努 ,  中島 健介 ,  陳 健 ,  セルゲイ シャフランジュク ,  王 華兵 ,  立木 昌
出願人/特許権者： 科学技術振興事業団
代理人 (1件)： 清水 守
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-073667
公開番号（公開出願番号）：特開平11-274585
出願日： 1998年03月23日
公開日（公表日）： 1999年10月08日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】注入される準粒子や交流ジョセフソン電流の制御により、周波数可変のコヒレントな連続電磁波発生と、その出力情報の連続計測が可能な超伝導テラヘルツ電磁波発生システム及びそのモジュールを提供する。【解決手段】単結晶のプラズマ共振器3と、これを制御するためのテラヘルツ電磁波の検出を可能とするバイクリスタル超伝導ジョセフソン接合装置1とを備え、微弱な高周波信号を励振し、その信号を外部接合部3A及びプラズマ共振器3中で共振させ、増幅した信号の一部をストリップ線2により高温超伝導ジョセフソン接合装置1に伝送し、その信号の特性をモニターするとともにプラズマ共振器3へフィードバックし、その信号を制御可能にする。

請求項（抜粋）：

超伝導テラヘルツ電磁波発生システムにおいて、(a)酸化物高温超伝導プラズマ振動と人工的な外部接合による準粒子注入ないし交流ジョセフソン効果により励起される電磁波の相互作用を利用したテラヘルツ帯発振器と、(b)該テラヘルツ帯発振器を制御するためのテラヘルツ電磁波の検出を可能とする高温超伝導ジョセフソン接合装置とを備え、(c)前記高温超伝導ジョセフソン接合装置からの信号をモニターするとともに、その信号に基づいて前記テラヘルツ帯発振器へフィードバックし、その信号を制御可能にする制御装置とを具備することを特徴とする超伝導テラヘルツ電磁波発生システム。

IPC (2件)：

H01L 39/22 ZAA ,  H03B 15/00 ZAA

FI (2件)：

H01L 39/22 ZAA A ,  H03B 15/00 ZAA

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 超伝導発振器およびその作製方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-214845   出願人：日本電信電話株式会社