特許
J-GLOBAL ID:200903088736349906

ニッケルおよび/またはコバルトの選択的分離回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 友松 英爾 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-251381
公開番号(公開出願番号):特開平8-092665
出願日: 1994年09月20日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】 ニッケルおよび/またはコバルトを含む水溶液、特に従来不可能であった多量のアルミニウムを含むpHが2.5以下の水溶液からニッケルおよび/またはコバルトからニッケルおよび/またはコバルトの効率的な分離回収方法と該分離回収方法で使用する化学的に安定な特定の抽出剤の提供。【構成】 ニッケルおよび/またはコバルトと、アルミニウムが共存す水溶液からニッケルおよび/またはコバルトを選択的に分離回収する方法において、前式(I)で示されるホスフィン酸化合物と、前式(II)で表されるヒドロキシオキシム化合物との混合物を抽出剤として含有する抽出溶媒に、前記水溶液を接触させて、ニッケルおよび/またはコバルトを前記抽出剤に選択的に抽出する工程を有することを特徴とするニッケルおよび/またはコバルトの分離回収方法。
請求項(抜粋):
ニッケルおよび/またはコバルトと、アルミニウムが共存す水溶液からニッケルおよび/またはコバルトを選択的に分離回収する方法において、下記一般式(I)で示されるホスフィン酸化合物と、下記一般式(II)で表されるヒドロキシオキシム化合物との混合物を抽出剤として含有する抽出溶媒に、前記水溶液を接触させて、ニッケルおよび/またはコバルトを前記抽出剤に選択的に抽出する工程を有することを特徴とするニッケルおよび/またはコバルトの分離回収方法。【化1】【化2】(前式中、R1およびR2は、炭素数4〜25の直鎖または側鎖を有するアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基よりなる群からそれぞれ独立して選らばれた基であり、同一または相異なっていてもよい。R3およびR4は、炭素数4〜25の直鎖または側鎖を有するアルキル基であり、同一または相異なっていてもよい。)

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