特許
J-GLOBAL ID:200903088739006228

音声分析合成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-092262
公開番号(公開出願番号):特開平5-265486
出願日: 1992年03月18日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【構成】 分析部10から合成部20へは、伝送部2を介してピッチ情報、有声音/無声音判別情報及び振幅情報が伝送される。有声音合成部21の位相予測部22は、ピッチ情報とフレーム初期位相に基づいてフレーム終端位相を予測する。位相修正部24は、ピッチ情報と有声音/無声音判別情報とが供給される雑音付加部23からの例えばガウス性雑音を予測修正項として用い、正弦波発声部25から位相修正された正弦波を出力させる。そして、振幅増幅部26で該出力を増幅し、無声音合成部27からの無声音と加算部28で加算合成し、出力端子3から合成音が出力される。【効果】 合成音の音質が向上できる。また、エラーの累積を防ぎ、母音部もしくは母音部から子音部の遷移点での音質の劣化を防ぐことができる。
請求項(抜粋):
入力された音声信号をブロック単位で区分してブロック内でのピッチ情報を求める工程と、上記ブロック毎の音声信号を周波数軸に変換して周波数軸上データを求める工程と、この周波数軸上データを上記ピッチ情報に基づいて複数の帯域に分割する工程と、分割された各帯域毎のパワー情報及び有声音か無声音かの判別情報を求める工程と、これらの工程により求められた上記ピッチ情報、各帯域毎のパワー情報及び有声音か無声音かの判別情報を伝送する工程と、伝送されて得られた各ブロック毎の上記ピッチ情報とブロック初期位相とに基づいてブロック終端位相を予測する工程と、上記各帯域に応じた分散を持つ雑音を用いて上記予測されたブロック終端位相を修正する工程とを有することを特徴とする音声分析合成方法。
IPC (3件):
G10L 7/04 ,  G10L 3/00 515 ,  G10L 3/02

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