特許
J-GLOBAL ID:200903088740224620

アリル型連鎖移動剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-512915
公開番号(公開出願番号):特表平9-510181
出願日: 1994年11月02日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】本発明は、連鎖移動剤として式(I)の化合物を用いることを特徴とする不飽和種のラジカル重合のための方法に関する。式中、Xは水素、CN、任意に置換されたアリール基、COOH、COOR、C(O)NHR6、C(O)NR7R8およびハロゲンから選ばれる基であり、QはCOOR1、CNおよびC(O)NR7R8から選ばれる基であり、Yは水素、C1〜C6のアルキル基、1またはそれ以上の置換基(ヒドロキシ基、アミノ基、C1〜C6のアルコキシ基、C1〜C6のアルコキシカルボニル基、ハロゲン、CNおよび任意に置換されたアリール基から選ばれる置換基)で置換されたC1〜C6のアルキル基、C1〜C6のアルケニル基およびC1〜C6のアルキニル基から選ばれる基であり、ZはCOOR2、CNおよび任意に置換されたアリール基から選ばれる基であり、R3およびR4は同一でも異なっていてもよく、水素、C1〜C4のアルキル基およびハロゲンから選ばれる基であるか、またはR3およびR4は炭素環式構造または複素環式構造に結合している炭素原子といっしょに結合して炭素環式構造または複素環式構造の部分を形成していてもよく、RはC1〜C18のアルキル基、1またはそれ以上の置換基(ヒドロキシ基、アミノ基、C1〜C6のアルコキシ基、フェニル基、ハロゲン、NCO、CN、およびCOOR5から選ばれる置換基)で置換されたC1〜C12のアルキル基であり、R1およびR2は同一でも異なっていてもよく、C1〜C18のアルキル基および1またはそれ以上の置換基(ヒドロキシ基、C1〜C6のアシロキシ基、C1〜C6のアルコキシ基、アミノ基、ハロゲン、Si(R9)3、Si(OR9)3、任意に置換されたアリール基、CNおよびNCOから選ばれる置換基)で置換されたC1〜C12のアルキル基から選ばれる基であり、R5は水素およびC1〜C6のアルキル基から選ばれる基であり、R6は水素およびC1〜C18のアルキル基から選ばれる基であり、R7およびR8は同一でも異なっていてもよく、C1〜C18のアルキル基から選ばれる基であり、かつR9はC1〜C18のアルキル基、C1〜C18のシクロアルキル基および任意に置換されたアリール基から選ばれる基である。
請求項(抜粋):
連鎖移動剤として式(I)の化合物を用いることを特徴とする不飽和種のラジカル重合のための方法。 式中、Xは水素、CN、任意に置換されたアリール基、COOH、COOR、C(O)NHR6、C(O)NR7R8およびハロゲンから選ばれる基であり、 QはCOOR1、CNおよびC(O)NR7R8から選ばれる基であり、 Yは水素、C1〜C6のアルキル基、1またはそれ以上の置換基(ヒドロキシ基、アミノ基、C1〜C6のアルコキシ基、C1〜C6のアルコキシカルボニル基、ハロゲン、CNおよび任意に置換されたアリール基から選ばれる置換基)で置換されたC1〜C6のアルキル基、C1〜C6のアルケニル基およびC1〜C6アルキニル基から選ばれる基であり、 ZはCOOR2、CNおよび任意に置換されたアリール基から選ばれる基であり、 R3およびR4は同一でも異なっていてもよく、水素、C1〜C4のアルキル基およびハロゲンから選ばれる基であるか、またはR3およびR4は炭素環式構造または複素環式構造に結合している炭素原子といっしょに結合して炭素環式構造または複素環式構造の部分を形成していてもよく、 RはC1〜C18のアルキル基、1またはそれ以上の置換基(ヒドロキシ基、アミノ基、C1〜C6のアルコキシ基、フェニル基、ハロゲン、NCO、CN、およびCOOR5から選ばれる置換基)で置換されたC1〜C12のアルキル基から選ばれる基であり、 R1およびR2は同一でも異なっていてもよく、C1〜C18のアルキル基および1またはそれ以上の置換基(ヒドロキシ基、C1〜C6のアシロキシ基、C1〜C6のアルコキシ基、アミノ基、ハロゲン、Si(R9)3、Si(OR9)3、任意に置換されたアリール基、CNおよびNCOから選ばれる置換基)で置換されたC1〜C12のアルキル基から選ばれる基であり、 R5は水素およびC1〜C6のアルキル基から選ばれる基であり、 R6は水素およびC1〜C18のアルキル基から選ばれる基であり、 R7およびR8は同一でも異なっていてもよく、C1〜C18のアルキル基から選ばれる基であり、かつ R9はC1〜C18のアルキル基、C1〜C18のシクロアルキル基および任意に置換されたアリール基から選ばれる基である。
IPC (7件):
C07C 69/604 ,  C07C 69/618 ,  C07C255/32 ,  C07F 7/08 ,  C07F 7/10 ,  C07F 7/12 ,  C08F 2/38
FI (7件):
C07C 69/604 ,  C07C 69/618 ,  C07C255/32 ,  C07F 7/08 A ,  C07F 7/10 A ,  C07F 7/12 A ,  C08F 2/38
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平7-506393
  • 特表平7-506393

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