特許
J-GLOBAL ID:200903088748497846

屈折率分布平板・球・半球複合レンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工業技術院電子技術総合研究所長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-289346
公開番号(公開出願番号):特開平5-100160
出願日: 1991年10月08日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】【目的】 均質球と均質半球と屈折率分布を有する平板を素材として、形状的には小型で性能では球面収差,コマ収差,像面湾曲,歪曲収差を補正したレンズを得る。【構成】 表面付近で厚さ方向に屈折率分布を有する第1平板31 の片面と屈折率分布を有する第2平板32 の両面に凹球面4をあけ、第1,第2平板31 ,32 の間に凹球面4に接して高屈折の均質球1を挟み、他方の凹球面4に均質半球2を埋込み、第1,第2平板31 ,32 の均質球1側の平板不均質部31 ′,32 ′は均質球1に向かって屈折率を増加させ球面収差を補正し、その分布配分でコマ収差を補正し、第2平板32 の均質半球2側の不均質部33 ′は逆に均質半球2に向かって屈折率を減少させ全体の像面湾曲を補正し、均質半球2の屈折率を低く選んで歪曲収差を補正することを特徴としている。
請求項(抜粋):
少なくとも表面付近に軸方向屈折率分布をもった第1,第2平板のうち、第1平板の片面と第2平板の両面の正反対位置に凹球面をあけ、前記第1,第2平板間に前記凹球面に接して均質球を挟み、前記第2平板の他方の凹球面に接して均質半球を埋め込み、その半球曲率中心を焦点近くに設定し、屈折率を前記均質球,平板均質部,均質半球の順に低く選び、第1,第2平板の前記球側の不均質部は均質球に向かって屈折率を増加させ球面収差を補正し、その分布勾配の配分を選んでコマ収差を補正し、第2平板の半球側不均質部を前記均質半球に向かって屈折率を減少させ全体の像面湾曲を補正し、前記均質半球の屈折率を平板均質部より低い範囲で選択し、歪曲収差を補正したことを特徴とする屈折率分布平板・球・半球複合レンズ。
IPC (3件):
G02B 9/00 ,  G02B 3/00 ,  G02B 6/28

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