特許
J-GLOBAL ID:200903088755432849

投射型カラー画像表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-161124
公開番号(公開出願番号):特開平8-029766
出願日: 1994年07月13日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【構成】 光束合成プリズム6は、光学系の主光線の仰角θに対し、頂角が90°+θまたは90°-θの二等辺三角プリズム11と、この二等辺三角プリズムの底角と等しい頂角の、一辺が上記二等辺三角プリズムの底辺と等しい長さで同形状の平行四辺形プリズム12・13とを接合して形成し、プリズム11・12の接合面とプリズム11・12の接合面とにそれぞれダイクロイックミラー面14B ・14G を形成し、プリズム13にミラー面14M を形成し、光束合成プリズム6に3原色の各画像が正確に重なり合うように調整して液晶表示素子4R ・4G ・4B を設ける。【効果】 部品点数が減少し、装置を小型化できる。
請求項(抜粋):
1個の白色光源の光を略平行な光束にして出射する光源部と、この光源部から得られる白色光束を、赤・緑・青の3原色の光束に分離して色合成光学系に入射させる色分離光学系と、この色分離光学系により得られた上記3原色の光束に個々に対応して設けられ、各色の光束を、その色の画像信号に応じて変調し、これにより得られた画像を表示する3枚のマトリクス型液晶表示素子と、これら各マトリクス型液晶表示素子に表示された3原色の画像を光学的に重ね合わせる色合成光学系と、この色合成光学系により得られた光束を1本の投影レンズによりスクリーンに投影する投影型カラー画像表示装置において、上記光源部から投影レンズまでの光学系の主光線と、上記マトリクス型液晶表示素子の面法線とのなす角がマトリクス型液晶表示素子の最適視角θに等しく、上記の色合成光学系は、上記マトリクス型液晶表示素子の最適視角θに対し、頂角が90°+θまたは90°-θの二等辺三角形を底面とする三角柱状の二等辺三角プリズムと、上記二等辺三角形の底角と等しい頂角を有し、一辺が上記二等辺三角形の底辺と等しい長さの平行四辺形を底面とする四角柱状をなす、互いに同形状の第1および第2平行四辺形プリズムとの合計3個のプリズムを備え、これら3個のプリズムが、上記等しい長さの辺を含む同形状の四角形の面同士で接合され、かつ第1および第2平行四辺形プリズムが上記同形状の面に関し対称となるように接合され、二等辺三角プリズムを上記光源部側として、この二等辺三角プリズムと第1平行四辺形プリズムとが上記主光線の方向に並び、かつ第1平行四辺形プリズムに対し第2平行四辺形プリズムが上下方向に並ぶように配され、第1平行四辺形プリズムと二等辺三角プリズムとの接合面に第1ダイクロイックミラーが形成され、第1平行四辺形プリズムと第2平行四辺形プリズムとの接合面に第2ダイクロイックミラーが形成され、第2平行四辺形プリズムにおける第2ダイクロイックミラーとの対向面に波長選択性のないミラーが形成され、それぞれ上記光源部側に位置する、二等辺三角プリズムにおける二等辺三角形の斜辺を含む1面、この面と交差状に隣接する第1平行四辺形プリズムの面、およびこの面と交差状に隣接する第2平行四辺形プリズムの面が、3原色の光束の個別の入射面となり、これら入射面が投影レンズから等距離の位置に設定され、第1ダイクロイックミラーは、第1平行四辺形プリズムの入射面から入射した所定色の光のみを反射するものであり、第2ダイクロイックミラーは、第2平行四辺形プリズムの入射面から入射した所定色の光のみを反射するものであり、上記各マトリクス型液晶表示素子は、色合成光学系の出射側において3原色の各画像が正確に重なり合うように取り付け位置が調整された状態で、それぞれ色合成光学系の上記個別の入射面に固定されていることを特徴とする投射型カラー画像表示装置。
IPC (5件):
G02F 1/1335 ,  G02B 27/18 ,  G02F 1/13 505 ,  G03B 33/12 ,  H04N 9/31

前のページに戻る