特許
J-GLOBAL ID:200903088758745600

常時微動計測に基づく建物の健全性診断法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村瀬 一美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-127413
公開番号(公開出願番号):特開2003-322585
出願日: 2002年04月26日
公開日(公表日): 2003年11月14日
要約:
【要約】【課題】 風力や交通振動等により励起される建物の常時微動を計測し、その計測記録に含まれる建物全体の振動成分のみを抽出することにより対象建物の振動特性を同定し、建物内ならびに建物基礎部分に関する構造健全性を評価する。【解決手段】 ARMAモデルに移動平均項(MA項)が付加されたARMAMAモデルを用い、振動センサにより計測された建物の常時微動記録の中の任意のひとつの基準信号と残りの参照信号とのクロススペクトルを求め、これら基準信号および参照信号の相関成分と無相関部分とを分離して建物全体の振動成分のみを抽出する第一の方法と、この第一の方法による結果から建物の振動特性を同定する第二の方法と、建物の振動特性の同定結果から建物および基礎部分の剛性を計算する第三の方法とから成る。
請求項(抜粋):
風力や交通振動等により励起される建物の常時微動を計測し、その計測記録に含まれる振動成分から対象建物の振動特性を同定し、前記建物内ならびに前記建物の基礎部分に関する構造の健全性を評価する常時微動計測に基づく建物の健全性診断法において、ARMAモデルに移動平均項(MA項)が付加されたARMAMAモデルを用い、振動センサにより計測された前記建物の常時微動記録の中の任意のひとつの基準信号と残りの参照信号とのクロススペクトルを求め、これら基準信号および参照信号の相関成分と無相関部分とを分離して前記建物全体の振動成分のみを抽出して前記建物の振動特性を同定することを特徴とする常時微動計測に基づく建物の健全性診断法。

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