特許
J-GLOBAL ID:200903088763863875
ポジトロン断層撮影装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-192560
公開番号(公開出願番号):特開平8-211154
出願日: 1991年07月06日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【構成】 多数の検出器を円形リング状に配列し、さらにそのようなリングを何層か積み重ねることにより構成した円筒形、球面形および/またはその中間の形状の検出器系を有し、各検出器の出力の同時計数をとり、同時計数された検出器アドレスを投影データに変換して蓄積し、このデータを用いて分布像を再構成処理するデータ処理装置をもつポジトロン断層撮影装置において、前記検出器の一部の配置を検出器リング間隔のある割合だけ中心軸からの距離を変えることにより、中心軸上の特定の位置に集中しているサンプリングを分散させるようにしたことを特徴とするポジトロン断層撮影装置。【効果】 検出器の走査を行わない場合でも従来の3次元ポジトロン断層撮影装置のサンプリングの欠落した領域をサンプリングすることができ、従来装置に比較して検出感度の空間的なむらを大幅に改善することができる。また、検出器系を走査する必要がなくなるので機械的構造が簡単になるとともに、検出器走査に起因する機械音の発生がなくなり、さらに、分布像の時間的変化を得るデータ収集に制約がなくなる。
請求項(抜粋):
多数の検出器を円形リング状に配列し、さらにそのようなリングを何層か積み重ねることにより構成した円筒形、球面形および/またはその中間の形状の検出器系を有し、各検出器の出力の同時計数をとり、同時計数された検出器アドレスを投影データに変換して蓄積し、このデータを用いて分布像を再構成処理するデータ処理装置をもつポジトロン断層撮影装置において、前記検出器の一部の配置を、検出器リング間隔のある割合だけ中心軸からの距離を変えることにより、中心軸上の特定の位置に集中しているサンプリングを分散させるようにしたことを特徴とするポジトロン断層撮影装置。
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