特許
J-GLOBAL ID:200903088767527500
クラッチ構造
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
筒井 秀隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-116312
公開番号(公開出願番号):特開2001-304293
出願日: 2000年04月18日
公開日(公表日): 2001年10月31日
要約:
【要約】【課題】潤滑油に含まれるダストがシールリングに噛み込むのを防止できるクラッチ構造を提供する。【解決手段】一定位置に固定された支持部材3の外周にクラッチドラム5のボス部5aが回転自在に挿通され、支持部材3の外周部にクラッチドラム5のボス部の内周摺動面5bと摺動するシールリング6a〜6cが取り付けられ、このシールリングによってシールされた油路10,17を介してクラッチドラム5の内部に設けられるピストン室11,16に油圧を供給する。クラッチドラム5のボス部の先端部に内径側へ突出する連結部5cが形成され、この連結部が支持部材3の内側に挿通された回転軸1と連結される。連結部5cの内側壁と支持部材3の端面との間にポケット状の油貯留空間7が形成され、回転軸1に設けられた潤滑穴33から油貯留空間7の内周部を介して他の部位へ潤滑油を供給する通路34が形成される。クラッチドラム5の内周面に、内周摺動面5bより外周側へ凹む溝部5dを形成し、この溝部5dに潤滑油に含まれるダストを溜める。
請求項(抜粋):
一定位置に固定された支持部材の外周にクラッチドラムのボス部が回転自在に挿通され、支持部材の外周部にクラッチドラムのボス部の内周摺動面と摺動するシールリングが取り付けられ、このシールリングによってシールされた油路を介してクラッチドラムの内部に設けられるピストン室に油圧を供給するクラッチ構造において、上記クラッチドラムのボス部の先端部に内径側へ突出する連結部が形成され、この連結部が支持部材の内側に挿通された回転軸と連結されるとともに、上記連結部の内側壁と支持部材の端面との間にポケット状の油貯留空間が形成され、潤滑油供給通路から上記油貯留空間の内周部を通過して他の部位へ潤滑油を導く通路が形成され、上記油貯留空間の外周部を構成するクラッチドラムの内周面に、上記クラッチドラムの内周摺動面より外周側へ凹む溝部を形成したことを特徴とするクラッチ構造。
IPC (3件):
F16D 25/0638
, F16D 25/10
, F16D 25/12
FI (3件):
F16D 25/10 A
, F16D 25/12 C
, F16D 25/063 K
Fターム (10件):
3J057AA05
, 3J057BB04
, 3J057CA01
, 3J057EE03
, 3J057EE05
, 3J057FF01
, 3J057FF10
, 3J057GA03
, 3J057HH01
, 3J057JJ04
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
特開平3-000375
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ドラムクラッチの液路構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-151191
出願人:日産自動車株式会社
-
変速機の潤滑装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-018668
出願人:マツダ株式会社
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