特許
J-GLOBAL ID:200903088768221855

音声復号装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-179019
公開番号(公開出願番号):特開平7-036497
出願日: 1993年07月20日
公開日(公表日): 1995年02月07日
要約:
【要約】【目的】 無音区間で音声信号を送出しない場合に派生する復号音声の聴感上の品質劣化の阻止を図る。【構成】 有音区間の音声符号を復号した伝送符号復号器21からの復号音声信号を、有音区間開始の符号が入力された有音無音指示器22からの切り替え指示信号でスイッチ27が選択して出力する。無音区間開始の符号の場合は、雑音信号バッファ23からの雑音信号を出力する。この無音区間では有音区間の最終区間信号と雑音信号バッファ23の格納信号との相関を相関計算器24で計算し、最も相関の高い波形に近似する雑音信号を選択し、雑音パワー制御器26を通じてスイッチ27から出力する。さらに、雑音信号バッファ23からの信号のパワーを復号信号パワー検出器25で検出した有音区間の最終区間のパワーと等しくなるように制御し、また、大きい場合には等しいパワーになるように徐々に雑音パワー制御器26の制御で低下させる。
請求項(抜粋):
ディジタル通信における音声符号復号装置に設けられる音声復号装置であり、有音区間の音声符号信号を復号した復号音声信号を出力する伝送符号復号手段と、複数の形態の雑音信号を格納する雑音信号格納手段と、前記伝送符号復号手段からの復号音声信号又は雑音信号格納手段からの雑音信号を切り替え指示信号で選択して出力する選択手段と、有音区間開始の符号が入力された場合に前記伝送符号復号手段からの復号音声信号を前記選択手段が選択するための切り替え指示信号を出力し、かつ、無音区間開始の符号の場合に前記雑音信号格納手段からの雑音信号を選択手段が選択するための切り替え指示信号を出力する有音無音指示手段と、無音区間では有音区間の最終区間の信号と前記雑音信号格納手段に格納される雑音信号との相関を計算し、最も相関の高い波形に近似する雑音信号を出力する相関計算手段とを備える音声復号装置。
IPC (2件):
G10L 9/18 ,  G10L 3/00

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