特許
J-GLOBAL ID:200903088772383002

鉛直盛土工法用擁壁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-391996
公開番号(公開出願番号):特開2003-184110
出願日: 2001年12月25日
公開日(公表日): 2003年07月03日
要約:
【要約】【課題】 材厚が薄くても初期土圧に対する耐久性が高く、自立安定性が得られ、建込みに当って親杭を不要とすることができる鉛直盛土工法用擁壁を提供する。【解決手段】 鉛直擁壁1を構築する工程と、擁壁1の背面に所定間隔をおいてセメント安定処理盛土14を施工し擁壁1に向けて盛土内に第一のアンカー筋10を水平に埋設する工程と、アンカー筋10の盛土層からの突出端と擁壁1の背面に接続され盛土側に向けて突出する第二のアンカー筋8とをジョイントする工程と、盛土の養生後に盛土と擁壁背面との間に形成された隙間をセメント安定処理土からなる盛土により埋め戻す工程を繰返す工法に用いられ、擁壁1は、中央を盛土側に向けてアーチ状に湾曲膨出させた土留板2と、横方向に隣合う土留板2の端部に配置されて土留板2を抑える抑え鋼材3からなり、第二のアンカー筋8の擁壁接続端を抑え鋼材3に締結することで、抑え鋼材3を介して隣合う土留板2間を連結するとともに、土留板2を自立状態に保持する。
請求項(抜粋):
盛土表層を構成する所定高さの鉛直擁壁を構築する工程と、擁壁背面に所定間隔をおいてセメント安定処理土からなる盛土を施工するとともに、前記擁壁に向けて盛土内に第一のアンカー筋を水平に埋設する工程と、該第一のアンカー筋の盛土層からの突出端と前記擁壁背面に接続され盛土側に向けて突出する第二のアンカー筋とをジョイントする工程と、前記盛土の養生後に前記盛土と擁壁背面との間に形成された隙間をセメント安定処理土からなる盛土により埋め戻す工程とを所定高さに至るまで繰返す鉛直盛土工法に用いられる擁壁であって、前記擁壁は、中央を前記盛土側に向けてアーチ状に湾曲膨出させた土留板と、横方向に隣合う土留板の端部に配置されて土留板を抑える抑え鋼材とからなり、前記第二のアンカー筋の擁壁接続端を前記抑え鋼材に締結することで、該抑え鋼材を介して隣合う土留板間を連結するとともに、土留板を自立状態に保持するものであることを特徴とする鉛直盛土工法用擁壁。
IPC (3件):
E02D 29/02 302 ,  E02D 17/18 ,  E02D 17/20 103
FI (3件):
E02D 29/02 302 ,  E02D 17/18 A ,  E02D 17/20 103 H
Fターム (3件):
2D044CA06 ,  2D044DB41 ,  2D048AA13
引用特許:
審査官引用 (7件)
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