特許
J-GLOBAL ID:200903088777188917

溶鋼の容器間移し替え方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-020364
公開番号(公開出願番号):特開平7-228912
出願日: 1994年02月17日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】 AOD法の如く容器間での溶鋼の移し替えを実施する必要のあるプロセスにおいて、溶鋼の吸窒を安全に防止する。【構成】 AOD炉本体1の底部に設けたトイヤ3からO2 を吹き込んで通常の操業における脱炭期の処理を行った後、脱酸元素であるSi,Alなどを投入し、Arを吹き込んで攪拌して還元期の処理を実行する。この還元期の後で、再びO2 吹き込みを行って酸素富化の処理を実行する。この酸素富化の処理は、溶鋼中の脱酸元素が十分に小さくなり、その有効残存量が0.05wt%以下、より望ましくは0.02wt%以下になるまで酸素を吹き込むようにする。この後、AOD炉1から取鍋5へ溶鋼を移し替え、更に、脱酸剤を添加して、脱酸のための精錬を行う。
請求項(抜粋):
溶鋼を容器間で移し替えるに当たり、該移し替えの前に溶鋼中に界面活性元素を添加し、その後で溶鋼を移し替え、さらに前記添加した界面活性元素を除去することを特徴とする溶鋼の容器間移し替え方法。
IPC (2件):
C21C 7/06 ,  C21C 7/072

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