特許

J-GLOBAL ID：200903088785697987

空間光スイッチ装置

発明者： 加藤 雅之 ,  伊藤 裕康
出願人/特許権者： 富士通株式会社
代理人 (1件)： 真田 有
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-191052
公開番号（公開出願番号）：特開平5-196971
出願日： 1992年07月17日
公開日（公表日）： 1993年08月06日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、一次元もしくは二次元の空間多重化された光信号の可変接続を行なう空間光スイッチ装置に関し、多入力多出力の構成を容易にとることができ、しかも、挿入損失やクロストークも小さくできるようにすることを目的とする。【構成】 2本の互いに平行な光軸中に直線偏光面を直交する2方向のいずれかの状態に切り換える偏光制御手段10と、偏光制御手段10からの2本の光軸に沿う光をそれぞれ入力するとそれぞれ対応する光軸に沿いバイパスモードで光を出力するとともに一方の光軸に沿って伝播する光束が前記2つの偏光方向の一方の状態において他方の光軸に沿って伝播するように回折により光路シフトさせるイクスチェンジモードで光を出力する光路シフト手段20とを有するように構成する。

請求項（抜粋）：

2本の互いに平行な光軸中に、直線偏光面を直交する2方向のいずれかの状態に切り換える偏光制御手段(10)と、該偏光制御手段(10)からの上記2本の光軸に沿う光をそれぞれ入力すると、それぞれ対応する光軸に沿いバイパスモードで光を出力するとともに、一方の光軸に沿って伝播する光束が前記2つの偏光方向の一方の状態において、他方の光軸に沿って伝播するように回折により光路シフトさせるイクスチェンジモードで光を出力する光路シフト手段(20)とを有する2入力2出力光スイッチをそなえ、該2入力2出力光スイッチにおける2本の互いに平行な光軸のつくる面がそれぞれ平行となるように、該2入力2出力光スイッチを複数個配列することにより、空間光スイッチ段部(NWi)を形成し、該空間光スイッチ段部(NWi)を所要段数分積層して、多入力多出力空間光スイッチを構成していることを特徴とする、空間光スイッチ装置。