特許
J-GLOBAL ID:200903088787037275

熱延鋼板の冷却方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-041272
公開番号(公開出願番号):特開平6-256858
出願日: 1993年03月02日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、C;0.08〜0.25%、Si;0.7〜2.5%、Mn;0.8〜3.0%を含む熱延鋼板(高残留γハイテン)を安定的に製造するための冷却方法を提供する。【構成】 仕上圧延〜捲取り間の熱処理冷却工程において鋼板温度が目標捲取り温度より100°C高い温度まで低下した時点で水温45〜60°Cの水で冷却することにより膜沸騰の持続時間を長くし、クエンチ点を下げることで冷却速度が急激に変化する遷移沸騰の発生を抑制する。【効果】 鋼板内の温度偏差の低減及び冷却制御性の向上が期待できる。
請求項(抜粋):
重量比で、C ;0.08〜0.25%、Si;0.7〜2.5%、Mn;0.8〜3.0%、残部をFeとする範囲で含み、仕上圧延終了温度をAr3 〜(Ar3 +70°C)、目標捲取り温度を350〜500°Cとした熱延鋼板の仕上圧延〜捲取り間の熱処理冷却方法において、仕上圧延後、鋼板温度が目標とする捲取り温度より100°C高い温度まで低下した時点で、温度45〜60°Cの水で冷却することを特徴とする熱延鋼板の冷却方法。
IPC (5件):
C21D 9/52 102 ,  B21B 1/22 ,  B21B 45/02 320 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/04

前のページに戻る