特許
J-GLOBAL ID:200903088795011536

ブレーキ液圧保持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-275783
公開番号(公開出願番号):特開2002-087231
出願日: 2000年09月12日
公開日(公表日): 2002年03月27日
要約:
【要約】【課題】 車両の後退量を少なくして上り坂での円滑な車両の発進を行うことができ、かつ下り坂などでも円滑な車両の発進を行う。【解決手段】 自動変速機を備えると共に、ブレーキペダルの踏み込み時にはブレーキペダルの踏み込み開放時よりもクリープの駆動力を小さくする駆動力制御装置を備える車両に搭載され、ブレーキペダルの踏み込み開放後もホイールシリンダにブレーキ液圧が保持されるブレーキ液圧装置において、駆動力が大きい状態になってから第1の設定時間TM1経過後に保持したブレーキ液圧を解除する。後退検出装置により後退を検出した場合(後退を生じた場合)は、アクセル開度信号に応じて、第1の設定時間TM1よりも長い時間から短い時間へと変化する第2の設定時間TM2経過後に保持したブレーキ液圧を解除する。
請求項(抜粋):
所定車速以下でアクセルペダルの踏み込み開放後にも変速機において走行レンジが選択されている場合には、原動機から駆動輪へ駆動力を伝達すると共に、前記駆動輪に伝達する前記駆動力の大きさをブレーキペダルの踏み込み状態に応じて大きい状態と小さい状態とに切り換え、前記ブレーキペダルの踏み込み時には前記ブレーキペダルの踏み込み開放後よりも前記駆動力を小さくする駆動力制御装置を備える車両におけるブレーキ液圧保持装置であって、前記ブレーキ液圧保持装置は、マスタシリンダとホイールシリンダを結ぶブレーキ液圧通路と、前記ブレーキ液圧通路に設けられ、前記ブレーキ液圧通路を連通する連通位置と前記液圧通路を遮断する遮断位置とに切り換わる電磁弁と、前記電磁弁が前記遮断位置にあっても、前記マスタシリンダと前記ホイールシリンダを連通する絞りを備える迂回通路と、前記電磁弁を前記連通位置と前記遮断位置とに切り換える制御部とを備え、前記制御部を、前記ブレーキペダルの踏み込みにより前記車両が停止した場合に、前記電磁弁を前記遮断位置に切り換えて前記ホイールシリンダにブレーキ液圧を保持する構成にすると共に、前記ブレーキペダルの踏み込みの開放により前記駆動力が前記大きい状態まで増加してから第1の設定時間経過後に前記電磁弁を前記連通位置に切り換え前記ブレーキ液圧の保持を解除する構成にし、かつ、前記ブレーキ液圧保持装置は、前記車両の後退状態を判断する後退状態判断手段を備え、前記制御部を、前記車両が後退状態であると判断した場合に、第2の設定時間経過後に前記電磁弁を前記連通位置に切り換えて前記第1の設定時間よりも長くブレーキ液圧の保持を行う構成にしたことを特徴とするブレーキ液圧保持装置。
Fターム (21件):
3D046BB02 ,  3D046BB26 ,  3D046CC02 ,  3D046GG02 ,  3D046HH02 ,  3D046HH05 ,  3D046HH07 ,  3D046HH12 ,  3D046HH15 ,  3D046HH16 ,  3D046HH21 ,  3D046HH22 ,  3D046JJ03 ,  3D046JJ05 ,  3D046KK11 ,  3D046LL02 ,  3D046LL23 ,  3D046LL29 ,  3D046LL30 ,  3D046LL33 ,  3D046LL44
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 原動機付車両
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-370250   出願人:本田技研工業株式会社
  • 坂道発進補助装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-083763   出願人:曙ブレーキ工業株式会社
  • 特開昭59-153618
全件表示

前のページに戻る