特許
J-GLOBAL ID:200903088811348007
車載用電子制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-190772
公開番号(公開出願番号):特開平6-033828
出願日: 1992年07月17日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】この発明は、車種、エンジン毎に固有のデータ等を記憶した書き換え可能な不揮発性記憶装置を用いて、市場におけるサービス性等の改善と共に、充分な信頼性が得られる車載用電子制御装置を提供することである。【構成】シリアル通信インターフェイスを介して外部機器からデータが書き換えられるEEPROMを備えると共に、デフォルトデータおよびデフォルトプログラムを記憶したROMを備える。そして、ROMに記憶されたチェックプログラムによってEEPROMのデータ異常を判定し、このEEPROMのデータ異常が判定されたときに、EEPROMに記憶された車両やエンジン固有のデータ、プログラムに代わって、ROMのデフォルトデータおよびデフォルトプログラムが使用され、このデフォルトデータおよびデフォルトプログラムによって車両が安全サイドに制御されるようにする。
請求項(抜粋):
外部からのデータの授受を行うデータ転送手段と、このデータ転送手段を介して導入されたデータに基づいて書き換えられ、制御対象固有のデータまたはプログラムを記憶した書き換え可能で且つ不揮発性の第1の記憶手段と、基本制御データ並びにプログラムおよび前記データ転送制御用プログラムと共に、デフォルトデータまたはプログラムを記憶した書き換え不能な第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段の記憶内容の正当性を診断する診断手段と、この診断手段の記憶内容の正当性の診断に基づき、前記第1の記憶手段に記憶されたデータまたはプログラムに対応した第1の制御を実行させる第1の制御手段と、前記診断手段の記憶内容の異常診断で、前記第2の記憶手段に記憶されたデフォルトデータまたはそのプログラムに対応した第2の制御を実行させる第2の制御手段と、を具備したことを特徴とする車載用電子制御装置。
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