特許
J-GLOBAL ID:200903088818249012

アルカリ金属吸蔵炭素系材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 白井 重隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-202860
公開番号(公開出願番号):特開平7-037590
出願日: 1993年07月24日
公開日(公表日): 1995年02月07日
要約:
【要約】【構成】 縮環芳香族構造を有し、無秩序積層構造よりなる炭素系材料に、アルカリ金属を吸蔵させたアルカリ金属吸蔵炭素系材料であって、C/A原子比(ここで、Cは炭素、Aはアルカリ金属元素を示す)が1〜8であり、アルカリ原子核のNMRスペクトルの化学シフトδのピークが少なくとも2値あり、一方のピーク(B)が0±2ppm、他方のピーク(A)が該ピーク(B)よりプラス側に存在するアルカリ金属吸蔵炭素系材料。【効果】 本発明のアルカリ金属吸蔵炭素系材料は、アルカリイオンの吸蔵量を大幅に増大することができ、吸脱着の際の構造変化もなくすことができる。また、アルカリイオン吸蔵放出反応を増大することもできる。そこで、この材料を電極材料に用いることによって、高容量で、サイクル安定性に優れ、しかも高電流密度の充放電に耐え得る二次電池を得ることができる。
請求項(抜粋):
縮環芳香族構造を有し、無秩序積層構造よりなる炭素系材料に、アルカリ金属を吸蔵させたアルカリ金属吸蔵炭素系材料であって、C/A原子比(ここで、Cは炭素、Aはアルカリ金属元素を示す)が1〜8であり、アルカリ原子核のNMRスペクトルの化学シフトδのピークが少なくとも2値あり、一方のピーク(B)が0±2ppm、他方のピーク(A)が該ピーク(B)よりプラス側に存在することを特徴とするアルカリ金属吸蔵炭素系材料。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-147456

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