特許
J-GLOBAL ID:200903088822358667
細長物品の収納容器
発明者:
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出願人/特許権者:
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公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-340699
公開番号(公開出願番号):特開平8-173231
出願日: 1994年12月20日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】容器それ自体の長さを簡便に調節設定することができ、かつ設定した長さを確実に固定維持することのできる細長物品の収納容器の提供。【構成】外筒4内に内筒1を摺動可能に収納してある。内筒1を最大長に伸び出させたとき外筒4から抜け落ちないようにしてある。内筒1には軸方向に係止部2が対極して一対形成してある。外筒4の底部には円環8が回転可能に圧嵌してある。内筒1を所望長さ伸び出させて円環8を所要方向に回転させると、内筒1の係止部2に円環8の係止用突起8bが係合し、内筒1は外筒4に係止固定される。円環8と蓋筒7を回転させるとき、係止用穿溝9,10内を相対移動する係止用突起5,6は、板バネ11の圧に抗して移動するので、固定位置にある円環8と蓋筒7は人為的な力を加えなければ回転しない。
請求項(抜粋):
底部および頂部の外壁面の所定位置に後記円環と蓋筒の係止用突起を設けてなる無底・円形の外筒内に、該外筒から最大長に伸び出させた時の抜け止めを阻止させるように成して、一定の間隔を置いて軸方向に多数の係止部を設けてなる有底・円形の内筒を摺動可能に収納せしめるとともに、前記外筒の底部に、前記係止用突起に係止用穿溝を係合せしめることにより該係止用穿溝の長さ分だけの往復回転を可能に成して、前記内筒の係止部に係合せしめられる係止部を内壁面に設けてなる前記内筒の固定兼解除用の円環を圧嵌せしめて容器本体を構成せしめてなり、これにより外筒から伸び出させた内筒を所望位置で固定させることと、その固定を解除させることが前記円環による該円環の係止用穿溝の長さ分の往復回転操作で行わしめるように成されてあり、さらに前記係止用突起に係止用穿溝を係合せしめることにより該係止用穿溝分の往復回転を可能に成して、着脱可能な蓋筒を前記容器本体に被蓋させたことを特徴とする細長物品の収納容器。
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