特許
J-GLOBAL ID:200903088823137052

ブロック歪低減回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-122810
公開番号(公開出願番号):特開平11-298898
出願日: 1998年04月16日
公開日(公表日): 1999年10月29日
要約:
【要約】【課題】 斜め方向のエッジ成分を有する画像に対して、映像がぼけてしまうことなく効果的にブロック歪を低減することができるブロック歪低減回路を提供する。【解決手段】 ブロック端検出回路31によってブロックの境界を検出する。相関方向検出回路32によって相関方向と相関値を検出する。レベル差検出回路35は相関値がしきい値Thより小さいかどうかを検出する。フィルタリング回路33は画像データにローパスフィルタ処理を施す。切り替え回路36は、ブロックの境界で相関値がしきい値Thより小さいときのみフィルタリング回路33の出力を選択し、そうでない場合、遅延回路34の出力を選択する。
請求項(抜粋):
変換符号化により圧縮された画像データを復号化する画像復号化装置と共に用いられ、前記画像復号化装置によって復号化された画像データのブロック歪を低減するブロック歪低減回路において、ブロック分割された前記画像データのブロックの境界を検出するブロック境界検出手段と、注目画素の周辺画素より前記画像データの振幅変化の最も小さい方向を検出して相関方向とそのときの相関値を検出する相関方向検出手段と、前記相関方向検出手段によって検出された相関値が所定の値より小さいかどうかを検出する相関値レベル検出手段と、前記ブロック境界検出手段の検出出力と前記相関値レベル検出手段の検出出力とを用いることによって、前記注目画素が前記ブロックの境界に位置し、かつ、前記相関値が所定の値より小さいときのみ、前記注目画素に対し、前記相関方向検出手段によって検出された相関方向に前記ブロックの境界を跨がってローパスフィルタ処理を施すフィルタリング手段とを設けて構成したことを特徴とするブロック歪低減回路。
IPC (4件):
H04N 7/30 ,  H04N 1/409 ,  H04N 1/41 ,  H04N 5/21
FI (4件):
H04N 7/133 Z ,  H04N 1/41 B ,  H04N 5/21 B ,  H04N 1/40 101 D

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