特許

J-GLOBAL ID：200903088825240039

双曲線法による移動局の位置検出方法

発明者： 佐藤 路子
出願人/特許権者： 富士通株式会社
代理人 (1件)： 松本 昂
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-091473
公開番号（公開出願番号）：特開平7-294619
出願日： 1994年04月28日
公開日（公表日）： 1995年11月10日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】本発明は移動局の位置を高精度に検出することができる双曲線法による移動局の位置検出方法を目的とする。【構成】複数の固定局52〜58から遅延誤差の少ない移動局51の送信電波を受信する3つの固定局(例えば53,54,55)を選択し、それら固定局53〜55の受信電波から双曲線法の定義に基づき移動局51の初期位置座標を求め、移動局51の電波を複数の固定局52〜58で受信して移動局51の移動速度及び方向を求め、この情報と初期位置座標とから所定時間後の移動局51の予想位置60を求め、予想位置60が双曲線法により最適な移動局51の位置座標検出を行える位置となる3つの固定局(例えば54,55,58)を複数の固定局52〜58から選択し、この3つの固定局54,55,58により、予想位置60に移動してきた移動局51の電波を受信して双曲線法の定義に基づいて移動局51の真位置座標を求めるようにする。

請求項（抜粋）：

移動局から送信される電波を3つの固定局で受信することによって移動局の位置座標を求める双曲線法による移動局の位置検出方法において、移動局(51)から送信される電波を複数の固定局(52,53,54,55,56,57,58)で受信し、この受信電波の内、遅延誤差の少ない電波を受信する3つの固定局( 例えば53,54,55) を選択し、この選択された3つの固定局(53,54,55)で受信される電波から双曲線法の定義に基づいて移動局(51)の初期位置座標を求め、移動局(51)から送信される電波を前記複数の固定局(52 〜58) で受信して移動局(51)の移動速度及び方向を求め、この求められた移動速度及び方向の情報と前記初期位置座標とから所定時間後の移動局(51)の予想位置(60)を求め、前記予想位置(60)が、双曲線法により最適な移動局(51)の位置座標検出を行える位置となる3つの固定局( 例えば54,56,58) を前記複数の固定局(52 〜58) の中から選択し、この選択された3つの固定局(54,56,58)により、前記予想位置(60)に移動してきた移動局(51)の電波を受信して双曲線法の定義に基づいて移動局(51)の真位置座標を求めるようにしたことを特徴とする双曲線法による移動局の位置検出方法。