特許
J-GLOBAL ID:200903088826944676

線形電子加速器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-168843
公開番号(公開出願番号):特開平7-029700
出願日: 1993年07月08日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】 リップル電圧の影響を相殺し、加速管から出力するエネルギーへのリップル電圧の影響を抑制して良質な出力エネルギースペクトルが得られる線形電子加速器を得る。【構成】 トリガーパルス発生器1Aにより、n(n≧2)台のパルスモジュレータ3をトリガーする際に、出力端側の各パルスモジュレータのトリガータイミングを、出力パルス電圧に含まれるリップル電圧の周期をTとした場合に順次T/n間隔毎遅延制御することにより、パルスモジュレータ3から送出するパルス出力の内周期Tのリップル電圧の影響を相殺し、加速管7から出力されるビームエネルギーからリップル電圧の影響を抑制して良質な出力エネルギースペクトルを得る。
請求項(抜粋):
トリガーパルスを発生するトリガーパルス発生器と、そのトリガーパルスに基づいてトリガーされてパルス出力を発生するn(n≧2)台のパルスモジュレータと、これらパルスモジュレータから供給された各パルス出力をマイクロ波パルス電力にそれぞれ変換するn台のクライストロンと、各マイクロ波パルス電力が供給されて上記トリガーパルスに基づいてトリガーされた荷電粒子源から発生する荷電粒子を加速し所定エネルギーの出力ビームを得るn台の加速管とを備えた線形電子加速器において、上記パルスモジュレータから送出されるパルス出力に含まれるリップル電圧の周期をTとした場合に、上記トリガーパルス発生器を、後続する各パルスモジュレータのトリガータイミングを順次T/n間隔毎遅延制御する構成としたことを特徴とする線形電子加速器。

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