特許
J-GLOBAL ID:200903088827146455

リチウム二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-295481
公開番号(公開出願番号):特開平5-135798
出願日: 1991年11月12日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、リチウムイオンを含む電解質を用いるリチウム二次電池に関する。【構成】 本発明のリチウム二次電池は、電解酸化により硫黄ー硫黄結合を生成する硫黄ーリチウムイオン結合を有するリチウムチオレート基を含有するイオン電子混合伝導性高分子よりなる正極を用いる。そして、負極には、電池充電によりリチウムチオレート化合物からのリチウムイオンが均一に析出するように金属アルミニウムあるいはその合金と炭素材料とを主体とする組成物を用いる。さらに、溶解性のリチウムチオレート化合物を正極に固定するために、通常の電池使用温度範囲(ー20〜60°C)で固体あるいは固形状であるリチウムイオン伝導性電解質を用いる。 化学的に活性な金属リチウムあるいはその合金を電池組立時に扱うことなくリチウム二次電池を安全に組み立てることができる。また、放電状態では電池中に金属リチウムが実質上ないので、電池が破壊された際においても発火することはない利点を有している。
請求項(抜粋):
電解酸化により硫黄ー硫黄結合を生成する硫黄ーリチウムイオン結合を有するリチウムチオレート基を導入したイオン電子混合伝導性高分子を主たる正極活物質とし、リチウムイオンを含む固体あるいは固形のリチウムイオン伝導性電解質を電解質とし、金属アルミニウムあるいはその合金と炭素材料を主体とする組成物を負極とすることを特徴とするリチウム二次電池。
IPC (2件):
H01M 10/40 ,  H01M 4/60
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-284375

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