特許
J-GLOBAL ID:200903088829080290
仮想計算機システムのCPU制御方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-122985
公開番号(公開出願番号):特開平5-324361
出願日: 1992年05月15日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【目的】複数の仮想計算機に所望の割合でCPU資源を配分して仮想計算機を走行させる仮想計算機システムのCPU制御方式に関し、CPU配分が不均等であっても、指定したCPU資源の配分比を維持して実CPUの有効利用を図る。【構成】CPU割当情報域16に設けられ、指定されたCPU資源の配分量を消化した回数をゲストVM10-1〜10-n毎に動作カウンタ20で記憶し、レディキュー18上のゲストVM10-1〜10-nのCPU資源の配分順序を配分順序制御手段22により動作カウンタ20の動作回数の小さい順番に並べ、動作カウンタ20の動作回数が同一の場合は配分比の大きい順番にゲストVM10-1〜10-nのCPU配分を行い、動作回数が異なる場合には、動作回数の少ない順番にゲストVM10-1〜10-nのCPU配分を行う。
請求項(抜粋):
複数の実CPU(12-1,12-2)を有する実計算機と、該実計算機上で複数の仮想計算機(10-1〜10-n)を動作可能とする制御プログラム(14)と、前記仮想計算機(10-1〜10-n)毎に、割当てるべき前記実CPU(12-1,12-2)の走行時間で決まるCPU資源の配分量を設定したCPU割当情報域(16)と、前記CPU割当情報域(16)との対応関係を示すポインタ情報を、前記仮想計算機(10-1〜10-n)のCPU資源の配分量が大きい程、高い優先順位をもつ配分順序となるように並べたレディキュー(18)と、を備え、前記制御プログラム(14)によりレディキュー(18)のポインタ情報で指定された順番に従って前記仮想計算機(10-1〜10-n)に実CPU(12-1,12-2)を割当て、前記CPU割当情報領域(16)の配分量に従って繰り返し動作させる仮想計算機システムのCPU制御方式に於いて、前記CPU割当情報域(16)に設けられ、指定されたCPU資源の配分量を消化した回数を仮想計算機(10-1〜10-n)毎に記憶する動作カウンタ(20)と、前記レディキュー(18)上の仮想計算機(10-1〜10-n)のCPU資源の配分順序を前記動作カウンタ(20)の動作回数の小さい順番に並べる配分順序制御手段(22)と、を備え、前記動作カウンタ(20)の動作回数が同一の場合は配分比の大きい順番に仮想計算機(10-1〜10-n)のCPU配分を行い、動作回数が異なる場合には、動作回数の少ない順番に仮想計算機(10-1〜10-n)のCPU配分を行うことを特徴とする仮想計算機システムのCPU制御方式。
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