特許

J-GLOBAL ID：200903088838811213

常温架橋性樹脂組成物およびその製造法

発明者： 増田 敏幸 ,  畑野 貴典 ,  安藤 直民
出願人/特許権者： 鐘淵化学工業株式会社
代理人 (1件)： 朝日奈 宗太 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-266680
公開番号（公開出願番号）：特開平6-200170
出願日： 1993年10月25日
公開日（公表日）： 1994年07月19日
要約：

【要約】【目的】 硬化性、耐水性、耐酸性および耐アルカリ性にすぐれた塗膜を与え、貯蔵安定性にすぐれた常温架橋性樹脂組成物およびその製造法を提供すること。【構成】 一般式(I):【化50】(式中、R1 はアルキル基など、M1 はアルカリ金属原子など、aは0〜2の整数を示す)で表わされるシリル基を有する水溶性樹脂または該水溶性樹脂の水性媒体溶液中で前記一般式(I)で表わされるシリル基を有する単量体および一般式(II):【化51】(式中、R2 はアルキル基など、X1 はハロゲン原子、アルコキシ基など、bは0〜2の整数を示す)で表わされるシリル基を有する単量体を含有したアクリル系単量体を分散重合してなる水分散型樹脂を含有した常温架橋性樹脂組成物ならびにその製造法。

請求項（抜粋）：

一般式(I):【化1】(式中、R1 は炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6〜20のアリール基および炭素数7〜30のアラルキル基から選ばれた1価の炭化水素基、M1 はアルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子、アルミニウム原子、チタン原子、セリウム原子、ジルコニウム原子、アンモニウム基、4級アミノ基または4級ホスホニウム基、aは0〜2の整数を示す(ただし、R1 およびM1 がそれぞれ2以上であるばあいには、これらは同一または相異なる))で表わされるシリル基を有する水溶性樹脂または前記一般式(I)で表わされるシリル基を有する水溶性樹脂の水性媒体溶液中で、前記一般式(I)で表わされるシリル基を有するビニル系単量体および一般式(II):【化2】(式中、R2 は炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6〜20のアリール基および炭素数7〜30のアラルキル基から選ばれた1価の炭化水素基、X1 はハロゲン原子、アルコキシ基、ヒドロキシル基、アシロキシ基、アミノキシ基、フェノキシ基、チオアルコキシ基またはアミノ基、bは0〜2の整数を示す(ただし、R2 およびX1 がそれぞれ2以上であるばあいには、これらは同一または相異なる))で表わされるシリル基を有するビニル系単量体を含有したアクリル系単量体を分散重合してなる水分散型樹脂を含有したことを特徴とする常温架橋性樹脂組成物。

IPC (8件)：

C08L101/00 LSZ ,  C08F220/10 MME ,  C08F220/10 MMF ,  C08F220/40 MMV ,  C08F230/08 MNU ,  C08L 33/04 LJG ,  C08L 43/04 LKA ,  C09D143/04 PGL