特許
J-GLOBAL ID:200903088842755182

霧水噴射圧入式行程分離エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-097350
公開番号(公開出願番号):特開平8-261004
出願日: 1995年03月20日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】本発明のエンジンは、(1)完全燃焼をはかりつつ、出力を効率良く引き出し、(3)爆発膨脹の行程に平行して圧縮行程を行なうことにより、エンジンを円滑にまわし、(2)従来捨てられていた燃焼の熱の一部を、水の気化による体積膨脹を利用し、力のかたちとして引き出す、などのことを目標としている。【構成】2個で1組のシリンダーがあり、1本のクランクシャフトを共有している。そして、シリンダー1には空気を吸入、圧縮する働きだけをさせ、シリンダー2には爆発・膨脹、排気の働きだけをさせる。相互のシリンダーの行程の関係は、シリンダー2が爆発膨脹の行程にあるとき、シリンダー1のピストンが空気を圧縮する行程となるよう設定される。このような、行程分離のエンジンにおいて、シリンダー2には、粉霧状の水を噴射する装置が取り付けらる。
請求項(抜粋):
2個で1組のシリンダーがあり、それぞれにピストンや往復運動を円運動に変換する装置が装備されており、1本のクランクシャフトを共有している。ここで、シリンダー1は空気を吸入・圧縮する働きだけをし、シリンダー2は爆発・膨脹・排気の働きだけをする。また、シリンダー2が膨脹行程にあるとき、シリンダー1は圧縮行程にあるものとする。このような、行程分離のエンジンにおいて、シリンダー2には、燃料を噴射するノズルのはかに、粉霧状の水を噴射する装置が取り付けらる。この霧水噴射装置は、熱感応式で、シリンダー2の温度が高くなると作動し、水の量はシリンダー2の温度が高い時に多く、低い時に少なくなるように自動的に制御される。以上の構成のエンジン。
IPC (4件):
F02B 75/00 ,  F02B 33/22 ,  F02B 47/02 ,  F02M 25/022
FI (4件):
F02B 75/00 Z ,  F02B 33/22 ,  F02B 47/02 ,  F02M 25/02 H

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