特許
J-GLOBAL ID:200903088847162996

可動式ダブルデッキエレベータの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-181589
公開番号(公開出願番号):特開2001-019287
出願日: 1999年06月28日
公開日(公表日): 2001年01月23日
要約:
【要約】【課題】 かご枠体の移動中に、各乗りかごの相反する相対移動を行なわせることにより、エレベータ全体の移動効率を高めるようにした。【解決手段】 乗員がエレベータ乗降口付近の呼びボタンが押された場合は、ステップ3に進み、データマップや階高差検出回路によって着床階を判定すると共に、上下着床階の階高差を算出する。ステップ4では、ステップ3の情報信号に基づいて駆動シーブによりかご枠体を目的の着床階に走行させる。ステップ4で両乗りかごを作動させる電動モータや他の電気回路などの作動の異常の有無を判断し、正常である場合は、このステップ5において、かご枠体が目的の着床階に到達した否かを判断し、着床階に到達したと判断した場合は、ステップ6で両乗りかごがそれぞれが所定の各乗降口まで移動しているか否かを判断し、移動していると判断した場合は各乗降口の扉を開いて制御を終了する。
請求項(抜粋):
メインガイドレールに上下摺動自在に案内されるかご枠体と、該かご枠体を目的の着床階へ駆動させる駆動機構と、前記かご枠体の内部にサブガイドレールを介して上下摺動自在に案内される少なくとも上下2段の乗りかごと、該各乗りかごを前記かご枠体内で互いに相反する方向へ作動させる作動機構と、前記駆動機構と作動機構とを着床階に応じてそれぞれ制御するコントローラとを備えた可動式ダブルデッキエレベータの制御装置において、前記コントローラは、上下の着床階間の距離が予め記憶されたデータマップと、該データマップに基づき上下着床階の階高差を検出する階高差検出手段と、前記かご枠体が着床階に到達したことを検出する着床階検出手段と、かご枠体の移動速度を検出する速度検出手段と、現在の前記各乗りかごの相対位置を検出する相対位置検出手段と、該各検出手段から出力された各情報信号に基づいてかご枠体が駆動機構を介して目的の着床階に到達する前に、前記作動機構を作動させて各乗りかごを予め目的の上下着床階の階高差に合わせて相対移動させる制御部とを備えたことを特徴とする可動式ダブルデッキエレベータの制御装置。
IPC (3件):
B66B 1/14 ,  B66B 1/42 ,  B66B 11/02
FI (3件):
B66B 1/14 D ,  B66B 1/42 Z ,  B66B 11/02 T
Fターム (3件):
3F002AA02 ,  3F002DA07 ,  3F306CA10
引用特許:
審査官引用 (2件)

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