特許
J-GLOBAL ID:200903088852147946

インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 敬一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-300239
公開番号(公開出願番号):特開平10-145977
出願日: 1996年11月12日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 回路構成が簡素でかつ同一構成を有する複数個の直流-交流変換回路を並列に接続するだけで並列同期運転が可能なインバータ装置を提供する。【解決手段】 本発明によるインバータ装置では、インバータ装置を構成するそれぞれの直流-交流変換回路1において、出力電圧検出回路10により検出されたフルブリッジインバータ9の出力電圧の瞬時値が0Vのとき、ゼロクロス検出回路13から基準正弦波発生回路11にゼロクロス検出信号が送出される。これにより、それぞれの直流-交流変換回路1の出力信号及び基準正弦波発生回路11の基準正弦波信号の周波数及び位相が常に同期するので、同一構成を有する複数個の直流-交流変換回路1を並列に接続するだけでインバータ装置の並列同期運転が可能となる。また、出力周波数及び位相同期用のPLL回路や同期信号供給用の特別な信号線が不要となるので、インバータ装置の回路構成を簡素化できる。
請求項(抜粋):
直流を交流に変換する直流-交流変換回路を複数個並列又はその出力端子を交流電源ラインと並列に接続したインバータ装置において、前記直流-交流変換回路は、該直流-交流変換回路の出力電圧を検出する出力電圧検出回路と、前記直流-交流変換回路の出力電圧及び出力周波数を規定する基準正弦波信号を発生する基準正弦波発生回路と、前記出力電圧検出回路の検出信号と前記基準正弦波発生回路の基準正弦波信号とを比較する比較回路と、前記直流-交流変換回路の出力電圧の瞬時値が0Vのときにゼロクロス検出信号を前記基準正弦波発生回路に送出するゼロクロス検出回路とを備え、前記比較回路の比較出力に基づいて前記直流-交流変換回路の出力電圧を制御すると共に前記ゼロクロス検出回路のゼロクロス検出信号により前記直流-交流変換回路の出力信号及び前記基準正弦波発生回路の基準正弦波信号の各々の周波数及び位相を同期させることを特徴とするインバータ装置。
IPC (2件):
H02J 3/38 ,  H02M 7/48
FI (4件):
H02J 3/38 M ,  H02M 7/48 D ,  H02M 7/48 F ,  H02M 7/48 R

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