特許
J-GLOBAL ID:200903088857287584

電動パワ-ステアリング装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 貞重 和生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-297293
公開番号(公開出願番号):特開平9-109907
出願日: 1995年10月23日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 ハンドル戻しの状態が検出されたとき、制御装置からの雑音の発生を抑え、操向ハンドルの復帰回転が円滑に行える電動パワ-ステアリング装置の制御装置を提供する。【解決手段】 ハンドル戻し検出器48は、モ-タ角速度検出器47で検出されたモ-タ角速度が所定値以上で、且つトルクセンサ3で検出された操舵トルクTが所定値以下のときハンドル戻し状態であると判定する。ハンドル戻しの状態が検出されたときは、モ-タ駆動回路41にその状態を示す信号を出力し、FET駆動回路45で駆動するFET1 〜FET4 のゲ-トを全てOFFとする。FET1 〜FET4 が全てOFFとなりモ-タ電流が遮断されるから、雑音が発生することがなく、セルフアライニングトルクによる操向ハンドルの中立位置への復帰回転がモ-タに発生する逆起電力に基づいて妨げられることもない。
請求項(抜粋):
少なくともステアリングシヤフトに発生する操舵トルク信号に基づいて演算された電流指令値と検出されたモ-タ電流値から演算した電流制御値に基づいてステアリング機構に操舵補助力を与えるモ-タの出力を制御するフイ-ドバツク制御手段を備えた電動パワ-ステアリング装置の制御装置において、半導体素子をHブリツジに接続して構成したブリツジ回路の入力端子間に電源を、出力端子間に前記モ-タを接続したモ-タ駆動手段と、検出された操舵トルクとモ-タ角速度に基づいてハンドル戻しの状態を検出するハンドル戻し検出手段と、制御手段を備え、前記制御手段は、ハンドル戻し検出手段によりハンドル戻しの状態が検出されたときは、前記モ-タ駆動手段の半導体素子全てをOFFにすることを特徴とする電動パワ-ステアリング装置の制御装置。
IPC (4件):
B62D 5/04 ,  B62D 6/00 ,  B62D119:00 ,  B62D137:00
FI (2件):
B62D 5/04 ,  B62D 6/00

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