特許
J-GLOBAL ID:200903088858990793

空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-344867
公開番号(公開出願番号):特開平10-181333
出願日: 1996年12月25日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 FACE開閉ドアのドアシャフト51を1軸にしてFACEアクチュエータやリンク機構の部品点数を少なくすることにより、組付工数を減少して製品価格を低減するようにしたFACEドア切替装置13を提供する。【解決手段】 第1FACE開閉ドアと第2FACE開閉ドアとを取り付けた1軸のドアシャフト51を所定の回転角度だけ回動させることによって、第1FACEドア本体52の周囲より食み出したシールパッキン53、54がリブ部に接触してセンタFACE吹出口を閉じ、第2FACEドア本体62に貼り付けられたシールパッキン63、64がリブ部より離れてサイドFACE吹出口を開く1段シール状態と、シールパッキン53、54が撓んだ状態でリブ部に接触してセンタFACE吹出口を閉じ、シールパッキン63、64がリブ部に接触してサイドFACE吹出口を閉じる2段シール状態とを切り替えるようにした。
請求項(抜粋):
内側に、室内に向けて空気を吹き出させるための第1吹出口が形成された第1枠状部、および内側に、前記第1吹出口と異なる部位から室内に向けて空気を吹き出させるための第2吹出口が形成された第2枠状部を有する吹出口切替箱と、この吹出口切替箱に回転自在に支持されたシャフトと、このシャフトに設けられ、前記シャフトが回転することにより前記第1吹出口を開閉する第1ドア本体と、前記シャフトに設けられ、前記シャフトが回転することにより前記第2吹出口を開閉する第2ドア本体と、前記第1ドア本体に一体的に設けられた可撓性の第1シール部材とを備え、前記第1吹出口を閉じ、前記第2吹出口を開く1段シール状態とこの1段シール状態よりも前記シャフトを所定の回転角度だけ回転変位させることにより設定され、前記第1吹出口および前記第2吹出口の両方を閉じる2段シール状態とを有し、前記第1ドア本体は、前記シャフトと前記第1枠状部の内壁面とで形成される面積よりも前記シャフトと前記第1ドア本体とで形成される面積の方が小さくなるように前記吹出口切替箱内に設けられ、前記第1シール部材は、前記第1ドア本体の周囲より食み出すように設けられ、前記1段シール状態の時に前記第1枠状部の内壁面に接触して前記第1吹出口を閉塞し、前記2段シール状態の時に前記第1枠状部の内壁面に撓んだ状態で接触して前記第1吹出口の閉塞状態を継続することを特徴とする空気調和装置。

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