特許
J-GLOBAL ID:200903088870140720
トルクセンサ
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-060404
公開番号(公開出願番号):特開平11-248562
出願日: 1998年02月26日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】円筒部材の回転軸に対する位置ずれを確実に防止する。【解決手段】出力軸3端部の大径部3A外周面に、軸方向に延びる複数の軸方向溝11と、周方向に連続した周方向溝12とを形成する。軸方向溝11は、大径部3Aの両端部間に渡って形成し、周方向溝12は、円筒部材10を固定した際にその円筒部材10の端部が位置する付近に形成する。円筒部材10の内周面の下端部から若干張り込んだ位置に複数の半球状の突起13を形成する。突起13の個数及び形成位置は軸方向溝11に対応させ、突起13の高さは軸方向溝11の深さと同程度とする。円筒部材10を大径部3Aに固定する際には、突起13を軸方向溝11に嵌合させて円筒部材10の出力軸3に対する周方向の位置決めを行い、次いで円筒部材10を押し込み、その端部を周方向溝12に近接させ、その状態で円筒部材10端部を内側にかしめて周方向溝12に食い込ませる。
請求項(抜粋):
同軸に配設され且つトーションバーを介して連結された第1及び第2の回転軸を有し、前記第1の回転軸の端部に、前記第2の回転軸の少なくとも一部分を包囲するように円筒部材を固定し、その円筒部材と、前記第2の回転軸との重なり状態に基づいてトルクを検出するようになっているトルクセンサにおいて、前記第1の回転軸の前記円筒部材を固定する側の端部外周面に、軸方向に延びる複数の軸方向溝と、周方向に連続した周方向溝と、を形成し、前記円筒部材の内周面には、前記複数の軸方向溝のそれぞれに嵌合する複数の突起を形成し、前記軸方向溝に前記突起を嵌合することにより、前記円筒部材の前記第1の回転軸に対する相対回転を防止し、前記円筒部材の前記周方向溝に外嵌する部分をかしめることにより、前記円筒部材の前記第1の回転軸に対する軸方向への相対変位を防止するようになっていることを特徴とするトルクセンサ。
IPC (2件):
FI (3件):
G01L 3/10 F
, G01L 3/10 Z
, B62D 5/04
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