特許
J-GLOBAL ID:200903088871675546

電磁弁およびブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-342995
公開番号(公開出願番号):特開平11-173450
出願日: 1997年12月12日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 電磁弁において、大型化を招くことなく流量の増加を図ること。【解決手段】 シート面c2に当接・離間可能にバルブ穴c1に設けられた主弁体dと、主弁体dを開弁方向に付勢する第1スプリングg1と、第2スプリングg2に付勢されて主弁体dを閉弁方向に押すとともにコイルhへの通電時に主弁体dに形成された縦孔e1を開弁するプランジャfと、を備え、非通電時には、主弁体dがシート面c2に当接され、通電時には、まず、プランジャfが移動して縦孔e1を開き、その後、主弁体dが第1スプリングg1の付勢力でシート面c2から離れて開弁する構造の電磁弁において、第1スプリングg1を、シート部材cの貫通孔c1内に配置させて、主弁体dの外径をバルブ穴aの内周近傍まで拡大可能とした。
請求項(抜粋):
バルブ穴が形成されたバルブボディと、前記バルブ穴に設けられ、軸方向に貫通孔が形成されているとともに一端の貫通孔の周囲にシート面が形成されたシート部材と、前記シート面に当接した閉弁状態およびシート面から離間した開弁状態とを形成可能に前記バルブ穴に軸方向に移動可能に設けられた主弁体と、この主弁体に形成され、主弁体の閉弁状態でバルブ穴において画成された主弁体側の第1室と貫通孔側の第2室とを連通可能に形成され、かつ、前記貫通孔よりも流路断面積の小さな絞り部を有した連通孔と、前記主弁体と直列に前記第1室内に軸方向に移動可能に設けられ、主弁体に対する相対移動に伴い前記連通孔を開閉可能な補助弁体を有したプランジャと、前記主弁体を開弁方向に付勢する第1スプリングと、この第1スプリングよりも大きな弾発力により前記プランジャおよびこれと直列配置の主弁体を閉弁方向に付勢可能な第2スプリングと、前記プランジャの外方位置に巻かれて通電時に、前記第2スプリングによる付勢力に抗してプランジャを開弁方向に付勢する電磁力を発生するコイルと、を備え、前記第1スプリングが、前記シート部材の貫通孔内に配置されていることを特徴とする電磁弁。
IPC (3件):
F16K 31/06 305 ,  F16K 31/06 310 ,  B60T 15/36
FI (3件):
F16K 31/06 305 L ,  F16K 31/06 310 A ,  B60T 15/36 Z

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