特許
J-GLOBAL ID:200903088872065342
動力伝達用チエーン
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高崎 健一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-240718
公開番号(公開出願番号):特開平6-207643
出願日: 1993年08月31日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 リンクプレートの強度を損なわずにロッカーピンの強度を増大でき、しかも製品管理が容易で摩耗による伸びを最小限に抑制できる動力伝達用チエーンを提供する。【構成】 サイレントチエーン1において、ロッカージョイント3が一対のロッカーピン31で構成され、ロッカーピン31の各々が円弧状のロッカー面32と、ロッカー面32と同心の円弧状のシート面33と、ロッカー面32とシート面33とを接続する一対の側面34とを有する。側面34はロッカーピン31の断面内に中心を有する円弧状面35とこれに連続する平坦面又は緩やかな曲面からなる接続面36とで構成されている。リンクプレート2のピン孔22は、リンクプレート2の端部側に配置されていて一方のロッカーピン31のシート面33と係合する円弧状の支持面23と、支持面23に連続しかつロッカーピン31の側面に沿う保持面(円弧状面24及び接続面26の一部)と、該保持面に連続しかつ他方のロッカーピン31の揺動を許容する円弧状面(湾曲面)25とによって構成される。
請求項(抜粋):
一対のピン孔が形成された多数のリンクプレートを該ピン孔内に挿入されたロッカージョイントによって連結してなる動力伝達用チエーンにおいて、上記ロッカージョイントは一対のロッカーピンで構成され、該ロッカーピンの各々は円弧状のロッカー面と、該ロッカー面と反対側に形成された円弧状のシート面と、該ロッカー面とシート面とを接続する一対の側面とを備え、該側面は該ロッカーピンの断面内に曲率中心を有する第1の円弧状面もしくは該第1の円弧状面を構成する曲率半径よりも大きな曲率半径の円弧から構成される第2の円弧状面を有しており、上記リンクプレートのピン孔は、該リンクプレートの端部側に配置されていて一方のロッカーピンの上記シート面と係合する円弧状の支持面と、その支持面に連続しかつ該ロッカーピンの側面に沿う保持面と、該保持面に連続しかつ他方のロッカーピンの揺動を許容する湾曲面とによって構成されていることを特徴とする動力伝達用チエーン。
IPC (3件):
F16G 13/04
, F16G 5/18
, F16G 13/06
引用特許:
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