特許
J-GLOBAL ID:200903088877446670

動画像による監視システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上村 輝之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-172568
公開番号(公開出願番号):特開2001-352537
出願日: 2000年06月08日
公開日(公表日): 2001年12月21日
要約:
【要約】【課題】 動画像を用いて例えば落石を監視する場合、木々の揺れのような正常な動きに影響されずに、落石だけを精度良く検出する。【解決手段】 監視エリアの動画像を入力し(S2)、連続的な各2フレームの画像間で、各画素の移動ベクトルを計算する(S3〜S5)。移動ベクトルの計算では、移動ベクトルの空間的な滑らかさの度合いを示すパラメータ(α)を用いるが、そのパラメータ(α)は、監視エリアがもつ環境要素(例えば、斜面の斜度、傾斜方向、樹木の多寡、風速、風向、降雨量など)に応じて場所毎に設定し(S1、α0〜α3、γの設定)、環境要素の変化に応じて随時に調節する(S10、γの修正)。次に、移計算した移動ベクトルの中から、落石の移動方向条件(θ)に合う移動ベクトルを抽出することで、落石の動きだけを検出する。落石の移動方向条件(θ)も、監視エリアがもつ環境要素に応じて場所毎に設定し(S1、θ1〜θ4、β1、β2、kの設定)、環境要素の変化に応じて随時に調節する(S10、kの修正)。
請求項(抜粋):
監視エリアの動画像を分析することで監視エリア内で目的の動きをする物体の有無を判断する監視システムにおいて、前記動画像に含まれる時間的に異なる2フレームの画像から、フレーム内の各画素の移動ベクトルを計算するものであって、前記移動ベクトルを計算する際に、前記移動ベクトルの空間的な滑らかさの度合いを示すパラメータを用いるように構成された移動ベクトル演算手段と、前記移動ベクトル演算手段よって計算された前記移動ベクトルに基づいて、前記目的の動きをする物体の有無を判断する対象検出手段と、前記移動ベクトルの空間的な滑らかさの度合いを示すパラメータを、前記監視エリアがもつ環境要素に応じて設定するパラメータ設定手段とを備えた監視システム。
IPC (2件):
H04N 7/18 ,  E02D 17/20 106
FI (3件):
H04N 7/18 D ,  H04N 7/18 K ,  E02D 17/20 106
Fターム (9件):
2D044EA07 ,  5C054AA01 ,  5C054CA04 ,  5C054CC02 ,  5C054CH01 ,  5C054FA00 ,  5C054FC13 ,  5C054GB11 ,  5C054HA18
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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