特許
J-GLOBAL ID:200903088881844885

コルゲートフィン型熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-270833
公開番号(公開出願番号):特開平8-136176
出願日: 1994年11月04日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 自動車用空調装置の暖房用熱交換器2において、温水流量の低流量域における放熱性能を向上する。【構成】 暖房用熱交換器2のコルゲートフィン2bの高さHfを3〜6mmに設定し、偏平チューブ2aの内側厚さを0.6〜1.2mmに設定し、コア部2cの幅Wと厚さDの積で表される断面積(W×D)と、偏平チューブ2aの流路総断面積Stとの比(St/W×D)を、前記コルゲートフィン2bの高さHfおよび偏平チューブ2aの内側厚さに応じて、0.07〜0.24の範囲に設定する。これにより、偏平チューブ流路のレイノルズ数を小さくして、温水流量の変動に係わらず常に層流域となし、水側熱伝達率の変化を小さくするとともに、水側熱伝達率自体も高めて、低流量域での放熱性能を向上する。
請求項(抜粋):
空気送風方向に平行となるように多数並列配置され、かつ空気送風方向には1列のみ配置された偏平チューブと、この多数並列配置された偏平チューブの間に配置され、接合されたコルゲートフィンとを有するコルゲートフィン型熱交換器であって、(a)前記偏平チューブの内側厚さが0.6〜1.2mmの範囲に設定され、(b)前記コルゲートフィンの高さが3〜6mmの範囲に設定され、(c)前記偏平チューブと前記コルゲートフィンとから構成されるコア部の全面幅寸法(W)と厚さ寸法(D)の積で表される断面積(W×D)と、前記偏平チューブの流路総断面積(St)との比(St/W×D)が、前記偏平チューブの内側厚さおよび前記コルゲートフィンの高さに応じて、0.07〜0.24の範囲に設定されていることを特徴とするコルゲートフィン型熱交換器。
IPC (3件):
F28F 1/30 ,  B60H 1/08 ,  F28D 1/053
引用特許:
審査官引用 (1件)

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