特許
J-GLOBAL ID:200903088885792391

太陽電池モジュール並設体裏の通気構造及び該構造を備える建物の通気構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西村 征生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-322822
公開番号(公開出願番号):特開平10-159201
出願日: 1996年12月03日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 太陽電池アレイが吸収した(電力には変換できない)太陽熱を、屋内の冷暖房熱負荷の軽減のために役立てる。【解決手段】 ソーラシステム建物1の屋根面に固定した縦桟41,41,42,42及び横桟43,44,45,...の上に複数の太陽電池モジュール2a,2a,...を載置固定することで太陽電池アレイ2が構成される。太陽電池アレイ2と屋根面との間にはアレイ裏通気層Aが設けられていて、屋外の冷たい空気が流入する。冬の昼間には、太陽電池アレイ2は、吸収した太陽熱をアレイ裏通気層A内を通流する空気に与える。太陽電池アレイ2によって温められた空気は、棟側の屋根面に設けられたファン給気口Hcに集められた後、小屋裏16に設置された送風装置3により棟側から強制的に小屋裏16に導き入れられ、各壁内通気空間Cを経由して、各居住室11a,12aや床下空間15に送り込まれる。
請求項(抜粋):
建物の屋根面に縦桟と横桟とからなる太陽電池モジュール取付用の取付架台が縦横に配置固定され、前記取付架台の上に複数の太陽電池モジュールが縦横に載置固定されて太陽電池モジュール並設体が構成され、該太陽電池モジュール並設体と前記屋根面との間に太陽電池モジュール冷却用の通気層が設けられている太陽電池モジュール並設体裏の通気構造であって、外部の空気が空気取入用の開口から前記通気層内に流れ込み、該通気層内を進んで前記屋根面の任意の一箇所に設けられた送風孔から前記建物内に送り込まれる構造とされ、かつ、前記通気層は、前記各太陽電池モジュール下を通過する空気の通過量が、前記送風孔が任意の一の太陽電池モジュール下に設けられている場合の当該太陽電池モジュール下を除き、略均等になる構造とされていることを特徴とする太陽電池モジュール並設体裏の通気構造。
IPC (5件):
E04B 1/74 ,  E04B 1/70 ,  F24F 3/00 ,  F24J 2/42 ,  H01L 31/042
FI (6件):
E04B 1/74 A ,  E04B 1/74 P ,  E04B 1/70 B ,  F24F 3/00 B ,  F24J 2/42 D ,  H01L 31/04 R

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