特許
J-GLOBAL ID:200903088886495536

可動部の位置および動きの少なくとも一方を検出する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-112760
公開番号(公開出願番号):特開平10-062109
出願日: 1997年04月30日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 磁界変化を利用して、構造化された可動部の位置および動きの少なくとも一方を検出する装置に関し、可動部に接触することなく可動部の瞬間的な相対位置や速度の確認を行うことが可能な検出装置を提供することを目的とする。【解決手段】 磁界を誘起する1次コイル10と、1次コイルにて誘起される磁界を受信するための平面の形状を有する一対の2次コイル20、30とを具備し、1次コイルおよび2次コイルは、可動部0の面に対しほぼ平行に、かつ、可動部と向かい合って配置され、2次コイルは、1次コイルに対し差動構成の形態にて配置されており、ここで、可動部は、低い磁気透磁率の領域と、高い磁気透磁率の領域とを備えており、これによって、2次コイルによりそれぞれ受信された磁界が、低い磁気透磁率の領域または高い透磁率の領域の存在により変化し、可動部の位置または移動速度の検出を可能にするように構成される。
請求項(抜粋):
可動部の位置および動きの少なくとも一方を検出する装置において、前記可動部は、該装置に対し移動し得ると共に、磁界に影響を及ぼすことが可能な材料から作製された領域を少なくとも有し、前記装置は、磁界(B1)を誘起する1次コイル(10)と、該1次コイル(10)にて誘起される磁界を受信するための一対の2次コイル(20、30)とを少なくとも具備し、ここで、該2次コイル(20、30)は平面(P2)の形状を有しており、前記1次コイル(10)および前記2次コイル(20、30)は、前記可動部の面に対しほぼ平行に、かつ、該可動部と向かい合って配置されており、前記2次コイル(20、30)は、前記1次コイル(10)に対し差動構成の形態にて配置されており、前記可動部は、低い磁気透磁率の領域と、高い磁気透磁率の領域とを備えており、これによって、前記2次コイル(20、30)によりそれぞれ受信された磁界(B2、B3)が、前記の低い磁気透磁率の領域または前記の高い透磁率の領域の存在により変化し、前記可動部の位置または移動速度の検出を可能にすることを特徴とする、可動部の位置および動きの少なくとも一方を検出する装置。
IPC (3件):
G01B 7/00 ,  G01P 3/42 ,  G01P 13/04
FI (3件):
G01B 7/00 D ,  G01P 3/42 Z ,  G01P 13/04 Z

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