特許
J-GLOBAL ID:200903088896434381

音波利用計測方法及び計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-051793
公開番号(公開出願番号):特開平10-253339
出願日: 1997年03月06日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 音波を利用した厚みの計測に於いて、従来、発振音波に高調波を含む率が高くなるように発振子をパルス駆動し、受信は広い受信周波数範囲をカバー出来るようにするため、受信器の帯域特性を広帯域とせざるを得ず、そのためノイズを拾い易く正確な測定が難しかった。【解決手段】 音波の発振には、磁歪振動子22を出来るだけ高調波を含まないように正弦波(正弦波可変周波数発振器25)で駆動し、受信は駆動した基本波のみを受信する。そのためきわめて狭帯域のバンドパスフィルタ16を用いる。必要な周波数範囲にわたってこの測定を少しずつ周波数を変えて何度も測定する。
請求項(抜粋):
下記ア)〜オ)の手順を用いることを特徴とする音波利用計測方法。ア)測定対象物の一面に磁歪発振子と受波器とを設置する手順。イ)前記磁歪発振子を任意の1つの周波数で励振しこの測定対象物の内部に向けて音波を送信する手順。ウ)この測定対象物の対向面又は内部の傷からの反射波を前記受波器で受信して、前記周波数の成分における受信波振幅を測定する手順。エ)上記イ)ウ)の手順を前記1つの周波数と異なり、且つ、互いに異なる周波数で複数回繰返し行う手順。オ)前記繰返し行ったイ)ウ)の手順によって得られた複数の異なる周波数に対する前記受信波振幅が極大となる周波数値から、この測定対象物の厚さ又は前記内部の傷までの距離又はこの測定対象物中の音速を演算する手順。
IPC (3件):
G01B 17/00 ,  G01B 17/02 ,  G01N 29/04
FI (3件):
G01B 17/00 B ,  G01B 17/02 D ,  G01N 29/04
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭49-112646
  • 特開昭49-050961
  • 非破壊検査装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-143731   出願人:三菱電機株式会社
全件表示

前のページに戻る