特許
J-GLOBAL ID:200903088897888033

アーク溶射方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-013435
公開番号(公開出願番号):特開平10-195627
出願日: 1997年01月09日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 交流電源を用いた場合でもアークを安定に維持することが出来、アーク不安定に基づく施工の中断、選定条件範囲の制限、溶射膜の欠陥発生など不具合を解消することが出来るアーク溶射に関する発明。【解決手段】 3本以上のワイヤをアーク発生位置で集束するように所定角度で送給するとともに、いずれの時点でも少なくとも2本のワイヤ間でアークが発生するように、少なくとも3本のワイヤに三相交流電力を給電させることを特徴とし、これによりワイヤ先端電極間に発生するアークは、3本のワイヤ間、あるいは重心位置のワイヤと3本のワイヤ間の隣接する夫々2本のワイヤ間にそれぞれ発生するが、図4及び図8より明らかなようにいかなる場合も少なくとも2個のアークが存在する。このため、電極の温度が高温に維持されるとともに、電離ガスも常時供給されるので、残る1アークが容易に再点孤し本発明の効果が円滑に達成される。
請求項(抜粋):
電圧を印加した複数本の金属ワイヤの先端交差部付近でアークを発生させ、該アークにより溶融した金属を圧縮空気その他の気体流を利用して対象物に吹き付けることによって被膜を形成するアーク溶射法において、3本以上のワイヤをアーク発生位置で集束するように所定角度で送給するとともに、いずれの時点でも少なくとも2本のワイヤ間でアークが発生するように、少なくとも3本のワイヤに三相交流電力を給電させることを特徴とするアーク溶射方法。
IPC (2件):
C23C 4/12 ,  H05H 1/42
FI (2件):
C23C 4/12 ,  H05H 1/42

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