特許
J-GLOBAL ID:200903088916439563
液体金属冷却型原子炉
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-003765
公開番号(公開出願番号):特開平5-188166
出願日: 1992年01月13日
公開日(公表日): 1993年07月30日
要約:
【要約】【目的】 原子炉容器径を小さくし、1次冷却系の簡素化と小型化が可能な液体冷却型原子炉を提供する。【構成】 次式が成立するように、炉心1と熱交換器2とを配置する。【数20】L≧ΔpCF/(gβρW)ここで、Lは炉心1と熱交換器2との伝熱中心間の距離7、Wは発電などの産業上の利用に供する炉心1の熱出力、gは重力加速度、βは冷却材の体膨張率、ρは密度、Cは比熱、Δpは上記の熱出力Wを得る際の1次系の流量Fにおける1次系の圧力損失である。【効果】 定格時の炉心熱出力を除去可能な循環流量が浮力により得られ、目的が達せられる。
請求項(抜粋):
1次系に炉心と熱交換器とを有し、前記炉心は原子炉容器内に設置してあり、前記1次系の冷却材に液体金属を用い、前記炉心の出口と前記熱交換器の入口とを結ぶ経路、及び前記熱交換器の出口と前記炉心の入口とを結ぶ経路を形成してある液体金属冷却型原子炉において、発電などの産業上の利用に供する前記炉心における熱出力をW(W)、重力加速度をg(m/s2)、前記冷却材の体膨張率をβ(1/K)、密度をρ(kg/m3)、比熱をC(J/kgK)、前記炉心と前記熱交換器との伝熱中心間の距離をL(m)、前記熱出力Wを得る際の前記1次系の流量F(kg/s)が、前記1次系の経路を一巡したときの圧力損失をΔp(Pa)とした場合、前記炉心及び前記熱交換器の配置が、次式を満足してなることを特徴とする液体金属冷却型原子炉。【数1】L≧ΔpCF/(gβρW)........................(1)
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