特許
J-GLOBAL ID:200903088930956830

動力伝達軸のバランス取り構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-229465
公開番号(公開出願番号):特開平9-071141
出願日: 1995年09月06日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】バランスピースの溶接時に発生する熱の影響を抑制する。【解決手段】等速自在継手12のジョイント17の段部23と、バランスピース30を溶接する金属製で円筒状のブーツアダプタ15の大径部27との間に、円周方向に連続する所定幅の空間22を設ける。バランスピース30は、大径部27の空間22に対応する位置に溶接する。バランスピース30の溶接時には空間22が断熱材として作用し、溶接部からジョイント17及びこれに接触している軸部材11に伝わる熱量を最小限に抑え、等速自在継手12の各部の熱変形を防止して本来の機能を正常に保持し、更に軸部材11が熱で溶けるのを防止して動力を正確に伝達することが可能になる。
請求項(抜粋):
軸部材の端部にジョイントと回転軸とからなる等速自在継手を取付け、この等速自在継手のジョイントに金属製で円筒状のブーツアダプタを取付け、この金属製ブーツアダプタに前記ジョイントと前記回転軸との結合部をシールするブーツを取付けた動力伝達軸において、前記ブーツアダプタと前記ジョイントまたは軸部材外周面との間に円周方向に連続する所定幅の空間を設け、前記ブーツアダプタの前記空間に対応する位置に金属製のバランスピースを溶接によって固定することを特徴とする動力伝達軸のバランス取り構造。
IPC (4件):
B60K 17/22 ,  F16C 3/02 ,  F16D 3/224 ,  F16F 15/34
FI (4件):
B60K 17/22 Z ,  F16C 3/02 ,  F16D 3/20 A ,  F16F 15/32 D
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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